<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom"><title>本日の空模様は、、、。</title><link href="https://roxy.amebaownd.com"></link><subtitle>些細で、たわいもない。&#xA;そんな枝葉末節の機微に揺さぶられる&#xA;日々の空模様を綴ります。&#xA;&#xA;大したことは書けません。&#xA;大した人間じゃないから。&#xA;&#xA;くだらない事は書けます。&#xA;くだらない人間だから。</subtitle><id>https://roxy.amebaownd.com</id><author><name>りきち</name></author><updated>2019-08-21T13:00:34+00:00</updated><entry><title><![CDATA[8.21]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6801581/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/9f41f39528fe633fa7c7703ddb814fea_113e593732ce6a4e748380aee91cd629.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6801581</id><summary><![CDATA[俺は自分の事が嫌いだった。正確には今でも、自信を持って自分の全てを好きとは言い切れない。幾分、昔に比べたらマシになったってくらいか。 そりゃあ、もう立派な大人なんだからそんな些細な事でくよくよしてらんないってのもあるが。でも昔ほど、自分を毛嫌いする機会は少なくなったとは思う。思い返せば、キッカケをくれたのは彼の一言だった。元々俺は気弱な子供だった。気弱な自分を隠すために、人前では常に気を使った。地区長やら、学年会長やら、市の子供会議の取り纏めやら、なんでも引き受けた。常に人の気を伺っては、笑顔を作って、機嫌をとるピエロのようだった。でも家に帰れば、その仮面はすっかり剥ぎ取られる。「お前がやる事は全部ダメだ」「お前がいると家族が不幸になる」「出来損ない」実際、周りからも見透かされていたかもしれない。失敗して落ち込んだりすると、自分への自信が揺らいでは、あの人が言う通り、周りの人を不幸にしてしまうのではないかという不安に押し潰されそうになった。そうしてまた、弱い自分を隠すことに必死になっては、要領が追いつかず、失敗しては、また自信を失った。実家を飛び出して上京した後でもそれは変わらなかった。好きな人が出来ても、運良くその人と付き合えたとしても、最後は後ろめたさが上に立つ。俺と一緒にいて、本当に幸せなのか？俺と付き合う人は世界一の不幸者なのではないか？別れた方がいいんじゃないか？そうやって気が付いた時には、背を向けてしまう。自分から距離を取って逃げてしまう。そう俺は、彼にも同じ行動をとったのだ。でも彼は言った。「自惚れんな」衝撃だった。正直、この言葉に最初は反感すら覚えたが、ようやく気付かされたのだ。俺は自分に酔っていたのだ。自分を守る衣だと思っていた自己肯定感の低さは、実は感傷の毛布で、それを抱き抱えて生きる可哀想な自分に満足していたのだ。悔しいが、彼にはそれが一瞬で見透かされたのだ。あれから3年ほど経ったが、あの言葉に出会えていなかったら、俺は変わることが出来ていなかったように思う。 自己肯定の話。「自分を愛せない者が他者を愛せるのか」俺の頭の中でずっと繰り広げられてきた命題だ。先に言うが、今でも結論はついていない。自身という概念は、他者の存在によって成り立っていると俺は思うのだ。逆も然り、他者という概念は自身という存在があるからこそ成り立っていると俺は思うのだ。つまり友愛であれ、恋愛であれ、自身と他者の関係性において、双方向的な関係が前提になるのは、いうまでもない。自身が自身の事を好きでなければ、自身に好意を抱いてくれるその人考えを最後まで受け止める事はできないだろう。最低限、自分の事を好きになれなければ、きっとこんな事を思うだろう。なんでこの人は俺の事が好きなんだろう。もっと他にいい人がいるんじゃないか。自分なんて、自分なんて。俺は完全にこの思考に陥っている人間だった。でも安心したのは、100%自分の事が嫌いな人ってのは案外いないって事だ。人は、本能的に脳によって生きるようにプログラムされている。人は自分を生かすために、物を食べるし、睡眠をとるし、性を貪る。自分を嫌いになるように“錯覚”させているのは、ある種の生きるための脳の防衛術なのだ。結局、大好きな自分を守るために、自分を嫌いだと錯覚していたのだ。本能的に自分が嫌いならとっくの昔にその人は死んでしまっているのだ。極端な話をしてしまったが、人は100%自分を嫌いになる事はできないだろうし、自分が嫌いというのは脳が見せる錯覚なのだと自覚したら、幾分、楽になった。しかし、脳の錯覚を破るのは、容易な事じゃないのは、誰だってよくわかっていると思う。遠回りをしたが、話を戻そう。俺は彼からこの言葉をストレートに投げつけられてから、自分との戦いが始まった。自分を好きになるにはどうしたらいいか。自分を嫌いになったのは、自分の脳の防衛反応だ。親から暗示のように毎日貶され罵倒された末に得た護身術だ。それを丸裸にするのは、容易なことではないのだ。誰かさんの言葉を借りるが、人間を作りあげるのは言葉だ。マイナスな言葉を自分に言い聞かせ続けてきた結果、マイナスな思考の人間が生まれたストーリーが展開されてきたわけだ。逆に言ってしまえば、プラスの言葉を自分に言い聞かせることさえできれば、徐々にプラスな思考は芽生えてくるのだ。俺自身のこれまでの短い人生からも、誰かさんの姿からも、その実感を得るには十分だった。なるべく自分を肯定しよう。考え方や生き方、所作や行動、取り巻く環境、関わる人間関係。ありとあらゆるものを肯定するように努めた。変わる必要があるなら、できる限り、変化を起こしてきた。時間はかかったが、自分を取り巻く言葉がマイナスからプラスに変わるだけで、世界は逆転したのだ。昔から好きなつもりでいた、空の青さも、珈琲の香りも、こんなに鮮やかだったなんて、昔の自分では気が付かなかったと思う。 もちろん、人が100%マイナスになれないように、100%プラスにもなれないのは言うまでもない。先にも言ったように、マイナス思考とはいわば脳の生きるための防衛反応なのだ。それは脳科学的にも人の脳はリスクを避ける為にマイナス思考になりやすいと証明されているらしく、マイナス要素のない人間がいたとしたら、それはとても気持ち悪いことだ。例えば、夏の満員電車で汗をかいたら、不快な気持ちになる人がほとんどだろう。怪我をしたら、風邪をひいたら、嫌な気持ちになるのは当然だろう。そう言うことだ。もうちょっと砕いて言うと、100%プラスになれ、と言うことではなく、プラスの割合を増やすとか、プラスの出来事を自覚的に捉えるとか、マイナスともプラスとも取れる事象だったらせめてプラスに考えようとか、必要以上にマイナス思考に持っていかないようにしよう、と努めてきたのだ。最初に、自信を持って自分の全てを好きと言い切れない、と言った理由はここにある。自分の全てが嫌いなわけではないが、俺はまだ変革途上にいるし、自分の嫌いな部分があるからこそ、成長できる有用な場面もある。少しずつ、自分の好きなところを自覚しつつある、と言ったところだ。そうやって、如何にプラスの言葉で自分の脳を騙すか、 を実践してきた。俺は顕著にその結果が現れた。 もちろんそれが当てはまらない人がいることも重々承知だ。 あくまで、これは俺個人のストーリーというわけだ。 ただ、俺みたいな人は少なからずいるだろうという実感も実はあるのだ。 いつも会社の愚痴を、人の陰口をこぼしているあの人。意識して聴いていると、会話は言い訳が埋め尽くして、毎日しんどい、しんどい、と嘆いている。 多少しんどいことがあっても、大丈夫、なんとかなるっしょって言ってる人は大体なんとか切り抜けている。 如何に自分の脳を騙すか。そこが論点なのだ。 それが生まれながらにできている人を俺は尊敬する。…ついでにオマケの話。どんなに頑張ってもマイナスな思考しか出ない時ってのは、脳が休息を訴えているのだ。先の話を読んでいれば分かるだろうが、脳の防衛反応が出ているのだ。 そんな夜はサッサと寝てしまうのがいい。 どうしようもないマイナス思考は体の不調がそのまま来ているのが大概だ。 人の身体ってのは、案外丈夫じゃないものだ。これも大学時代、早朝から深夜まで、毎日休日もなく必死に動き続けた俺が実感したことのひとつだ。あの頃は、空を見上げる余裕もなかったなあ。]]></summary><author><name>律</name></author><published>2019-08-21T13:00:34+00:00</published><updated>2019-08-25T15:39:49+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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			<p><br></p><p>俺は自分の事が嫌いだった。</p><p><br></p><p>正確には今でも、自信を持って自分の全てを好きとは言い切れない。</p><p><br></p><p>幾分、昔に比べたらマシになったってくらいか。</p><p>&nbsp;そりゃあ、もう立派な大人なんだからそんな些細な事でくよくよしてらんないってのもあるが。</p><p><br></p><p>でも昔ほど、自分を毛嫌いする機会は少なくなったとは思う。</p><p>思い返せば、キッカケをくれたのは彼の一言だった。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>元々俺は気弱な子供だった。</p><p><br></p><p>気弱な自分を隠すために、人前では常に気を使った。</p><p>地区長やら、学年会長やら、市の子供会議の取り纏めやら、なんでも引き受けた。</p><p>常に人の気を伺っては、笑顔を作って、機嫌をとるピエロのようだった。</p><p><br></p><p>でも家に帰れば、その仮面はすっかり剥ぎ取られる。</p><p><br></p><p>「お前がやる事は全部ダメだ」</p><p>「お前がいると家族が不幸になる」</p><p>「出来損ない」</p><p><br></p><p>実際、周りからも見透かされていたかもしれない。</p><p><br></p><p>失敗して落ち込んだりすると、自分への自信が揺らいでは、あの人が言う通り、周りの人を不幸にしてしまうのではないかという不安に押し潰されそうになった。</p><p>そうしてまた、弱い自分を隠すことに必死になっては、要領が追いつかず、失敗しては、また自信を失った。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>実家を飛び出して上京した後でもそれは変わらなかった。</p><p><br></p><p>好きな人が出来ても、運良くその人と付き合えたとしても、最後は後ろめたさが上に立つ。</p><p><br></p><p>俺と一緒にいて、本当に幸せなのか？</p><p>俺と付き合う人は世界一の不幸者なのではないか？</p><p>別れた方がいいんじゃないか？</p><p><br></p><p>そうやって気が付いた時には、背を向けてしまう。</p><p>自分から距離を取って逃げてしまう。</p><p><br></p><p>そう俺は、彼にも同じ行動をとったのだ。</p><p><br></p><p>でも彼は言った。</p><p><br></p><p>「自惚れんな」</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>衝撃だった。</p><p>正直、この言葉に最初は反感すら覚えたが、ようやく気付かされたのだ。</p><p>俺は自分に酔っていたのだ。</p><p>自分を守る衣だと思っていた自己肯定感の低さは、実は感傷の毛布で、それを抱き抱えて生きる可哀想な自分に満足していたのだ。</p><p><br></p><p>悔しいが、彼にはそれが一瞬で見透かされたのだ。</p><p><br></p><p>あれから3年ほど経ったが、あの言葉に出会えていなかったら、俺は変わることが出来ていなかったように思う。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>&nbsp;自己肯定の話。</p><p><br></p><p>「自分を愛せない者が他者を愛せるのか」<br></p><p><br></p><p>俺の頭の中でずっと繰り広げられてきた命題だ。</p><p>先に言うが、今でも結論はついていない。</p><p><br></p><p>自身という概念は、他者の存在によって成り立っていると俺は思うのだ。</p><p>逆も然り、他者という概念は自身という存在があるからこそ成り立っていると俺は思うのだ。</p><p><br></p><p>つまり友愛であれ、恋愛であれ、自身と他者の関係性において、双方向的な関係が前提になるのは、いうまでもない。</p><p><br></p><p>自身が自身の事を好きでなければ、自身に好意を抱いてくれるその人考えを最後まで受け止める事はできないだろう。</p><p><br></p><p>最低限、自分の事を好きになれなければ、きっとこんな事を思うだろう。</p><p><br></p><p>なんでこの人は俺の事が好きなんだろう。</p><p>もっと他にいい人がいるんじゃないか。</p><p>自分なんて、自分なんて。</p><p><br></p><p>俺は完全にこの思考に陥っている人間だった。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>でも安心したのは、100%自分の事が嫌いな人ってのは案外いないって事だ。</p><p><br></p><p>人は、本能的に脳によって生きるようにプログラムされている。</p><p>人は自分を生かすために、物を食べるし、睡眠をとるし、性を貪る。</p><p>自分を嫌いになるように“錯覚”させているのは、ある種の生きるための脳の防衛術なのだ。</p><p>結局、大好きな自分を守るために、自分を嫌いだと錯覚していたのだ。</p><p>本能的に自分が嫌いならとっくの昔にその人は死んでしまっているのだ。<br></p><p><br></p><p>極端な話をしてしまったが、人は100%自分を嫌いになる事はできないだろうし、自分が嫌いというのは脳が見せる錯覚なのだと自覚したら、幾分、楽になった。</p><p>しかし、脳の錯覚を破るのは、容易な事じゃないのは、誰だってよくわかっていると思う。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>遠回りをしたが、話を戻そう。</p><p><br></p><p>俺は彼からこの言葉をストレートに投げつけられてから、自分との戦いが始まった。</p><p>自分を好きになるにはどうしたらいいか。</p><p>自分を嫌いになったのは、自分の脳の防衛反応だ。</p><p>親から暗示のように毎日貶され罵倒された末に得た護身術だ。</p><p>それを丸裸にするのは、容易なことではないのだ。</p><p><br></p><p>誰かさんの言葉を借りるが、人間を作りあげるのは言葉だ。<br></p><p>マイナスな言葉を自分に言い聞かせ続けてきた結果、マイナスな思考の人間が生まれたストーリーが展開されてきたわけだ。</p><p>逆に言ってしまえば、プラスの言葉を自分に言い聞かせることさえできれば、徐々にプラスな思考は芽生えてくるのだ。</p><p><br></p><p>俺自身のこれまでの短い人生からも、誰かさんの姿からも、その実感を得るには十分だった。</p><p><br></p><p>なるべく自分を肯定しよう。</p><p>考え方や生き方、所作や行動、取り巻く環境、関わる人間関係。</p><p>ありとあらゆるものを肯定するように努めた。</p><p>変わる必要があるなら、できる限り、変化を起こしてきた。</p><p>時間はかかったが、自分を取り巻く言葉がマイナスからプラスに変わるだけで、世界は逆転したのだ。</p><p>昔から好きなつもりでいた、空の青さも、珈琲の香りも、こんなに鮮やかだったなんて、昔の自分では気が付かなかったと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>もちろん、人が100%マイナスになれないように、100%プラスにもなれないのは言うまでもない。</p><p>先にも言ったように、マイナス思考とはいわば脳の生きるための防衛反応なのだ。</p><p>それは脳科学的にも人の脳はリスクを避ける為にマイナス思考になりやすいと証明されているらしく、マイナス要素のない人間がいたとしたら、それはとても気持ち悪いことだ。</p><p><br></p><p>例えば、夏の満員電車で汗をかいたら、不快な気持ちになる人がほとんどだろう。</p><p>怪我をしたら、風邪をひいたら、嫌な気持ちになるのは当然だろう。</p><p>そう言うことだ。</p><p><br></p><p>もうちょっと砕いて言うと、100%プラスになれ、と言うことではなく、プラスの割合を増やすとか、プラスの出来事を自覚的に捉えるとか、マイナスともプラスとも取れる事象だったらせめてプラスに考えようとか、必要以上にマイナス思考に持っていかないようにしよう、と努めてきたのだ。</p><p><br></p><p>最初に、自信を持って自分の全てを好きと言い切れない、と言った理由はここにある。</p><p>自分の全てが嫌いなわけではないが、俺はまだ変革途上にいるし、自分の嫌いな部分があるからこそ、成長できる有用な場面もある。</p><p>少しずつ、自分の好きなところを自覚しつつある、と言ったところだ。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>そうやって、如何にプラスの言葉で自分の脳を騙すか、&nbsp;を実践してきた。</p><p>俺は顕著にその結果が現れた。&nbsp;</p><p>もちろんそれが当てはまらない人がいることも重々承知だ。&nbsp;</p><p>あくまで、これは俺個人のストーリーというわけだ。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ、俺みたいな人は少なからずいるだろうという実感も実はあるのだ。</p><p>&nbsp;<br></p><p>いつも会社の愚痴を、人の陰口をこぼしているあの人。</p><p>意識して聴いていると、会話は言い訳が埋め尽くして、毎日しんどい、しんどい、と嘆いている。&nbsp;<br></p><p>多少しんどいことがあっても、大丈夫、なんとかなるっしょって言ってる人は大体なんとか切り抜けている。&nbsp;</p><p><br></p><p>如何に自分の脳を騙すか。</p><p>そこが論点なのだ。&nbsp;<br></p><p>それが生まれながらにできている人を俺は尊敬する。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>…ついでにオマケの話。</p><p><br></p><p>どんなに頑張ってもマイナスな思考しか出ない時ってのは、脳が休息を訴えているのだ。</p><p>先の話を読んでいれば分かるだろうが、脳の防衛反応が出ているのだ。&nbsp;</p><p><br></p><p>そんな夜はサッサと寝てしまうのがいい。&nbsp;</p><p><br></p><p>どうしようもないマイナス思考は体の不調がそのまま来ているのが大概だ。&nbsp;</p><p><br></p><p>人の身体ってのは、案外丈夫じゃないものだ。</p><p>これも大学時代、早朝から深夜まで、毎日休日もなく必死に動き続けた俺が実感したことのひとつだ。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">あの頃は、空を見上げる余裕もなかったなあ。</p><p></p>
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			<p>地元、諏訪の湖と空。</p><p>昔はこんなに鮮やかには見えていなかった。</p><p><br></p><div>懐かしいだけの、異世界。</div><div><br></div><div>今度帰った時には、もっともっと様変わりしてたら、いいなあ。</div>
		</div>
	]]></content></entry><entry><title><![CDATA[7.30]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6688438/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/f973bcc659f3bdbc53ae28c9866d8eab_ebc6b750b025920d6dddb343178faccf.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6688438</id><summary><![CDATA[休日。珈琲を淹れた。本を読んで、皿を洗って、音楽を聴く。昨日はお出掛けしたし、今日は家に篭っていよう、なんて考えていた。しかし、平日の休みに一人家で過ごすのは、思いの外、退屈だ。じゃあ人と遊ぼうかと考えても、平日に休みの都合が合う友人なんて残念ながらほとんどいない。基本的には、気楽だから、自分の好きにできるから、という単純明快な理由で一人の時間が好きなのだが、ここまで時間を持て余してしまうようなら考えようだ。唐突だが、人は多少の制約を必要とする生き物だと、俺は思っている。（どんな生き物であっても、そうかもしれない）眼前に無限に続く自由の平原が広がっていたら、誰だって最初は喜んで走り回るだろう。だが、それは枷を感じていた人が感じる埋め合わせのようなもので、きっとその空間に慣れてしまったら途方もない空虚感に見舞われてしまうのは言うまでもない。少しぶっ飛んだ極論を交えたが、要は暇なんてものも他の概念と変わらず、適度が望ましいという事だ。余裕を持て余したなら、その余裕を他者に分け合うのが一番いい。恋人でもいいし、子どもでもいい。先輩、後輩、友人なんて選択肢もあるだろう。少し脱線するが、逆に、自分に余裕がない人は子どもを作るべきでは無いと思っていたりもする。（余裕のない両親を見てきたからこその視点かもしれない）さて、そこまで考えたら、この退屈を打開する、一番いい方法はもう見えてくるだろう。ペットを飼う事だ。人が選択肢としてないなら、動物がいい。最初はハムスターなどがいいだろうか。魚類や爬虫類も悪くはないが、飼育に手軽で、愛着を態度で示してくれる動物が望ましいだろう。当然、ペットは家族である前に生き物であるから、飼うと決まれば種類や環境、難易度などの有無を言わず、その家族の一員を幸せにすることが義務となる。そのために準備するものや、長期的なライフプランやマネープランなどを調べていくうちに、だんだんハードルが高く感じられるようになる。加えて責任の重さを考えると、まだ自分にはそこまでの覚悟がないと尻込みしてしまったところで、日が傾いてきていることに気がついた。（イマココ）今回は実行に移すところまでは持っていけなかったが、こういう思考の時間は悪くない。なんならペットを飼うとして、自分が平日休みなら、休日休みの相手がいれば、ペットを飼うには比較的に都合がいいようにも思えてきた。新しい視点だ。冷めた珈琲をすすったところで、ん？珈琲の資格を取る勉強時間に当てるのも悪くないか？いやその先の目的がないとモチベート維持には向かないか？いかん、また余計な思考をしてしまった。今日はここまでにしよう。今回はテーマだけ決めて、思いついたままに文章を綴ってみたが、読み返しても酷い有様だ。これはこれで面白いので、残しておこう。では。]]></summary><author><name>律</name></author><published>2019-07-30T10:30:51+00:00</published><updated>2019-07-30T11:23:41+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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			<p>休日。珈琲を淹れた。</p><p><br></p><p>本を読んで、皿を洗って、音楽を聴く。</p><p><br></p><p>昨日はお出掛けしたし、今日は家に篭っていよう、なんて考えていた。</p><p><br></p><p>しかし、平日の休みに一人家で過ごすのは、思いの外、退屈だ。</p><p><br></p><p>じゃあ人と遊ぼうかと考えても、平日に休みの都合が合う友人なんて残念ながらほとんどいない。</p><p><br></p><p>基本的には、気楽だから、自分の好きにできるから、という単純明快な理由で一人の時間が好きなのだが、ここまで時間を持て余してしまうようなら考えようだ。</p><p><br></p><p><br></p><p>唐突だが、人は多少の制約を必要とする生き物だと、俺は思っている。（どんな生き物であっても、そうかもしれない）<br></p><p><br></p><p>眼前に無限に続く自由の平原が広がっていたら、誰だって最初は喜んで走り回るだろう。</p><p><br></p><p>だが、それは枷を感じていた人が感じる埋め合わせのようなもので、きっとその空間に慣れてしまったら途方もない空虚感に見舞われてしまうのは言うまでもない。</p><p><br></p><p><br></p><p>少しぶっ飛んだ極論を交えたが、要は暇なんてものも他の概念と変わらず、適度が望ましいという事だ。</p><p><br></p><p>余裕を持て余したなら、その余裕を他者に分け合うのが一番いい。</p><p><br></p><p>恋人でもいいし、子どもでもいい。先輩、後輩、友人なんて選択肢もあるだろう。<br></p><p><br></p><p>少し脱線するが、逆に、自分に余裕がない人は子どもを作るべきでは無いと思っていたりもする。（余裕のない両親を見てきたからこその視点かもしれない）</p><p><br></p><div><br></div><p>さて、そこまで考えたら、この退屈を打開する、一番いい方法はもう見えてくるだろう。</p><p><br></p><p><br></p><p>ペットを飼う事だ。</p><p><br></p><p><br></p><p>人が選択肢としてないなら、動物がいい。</p><p><br></p><p>最初はハムスターなどがいいだろうか。</p><p><br></p><p>魚類や爬虫類も悪くはないが、飼育に手軽で、愛着を態度で示してくれる動物が望ましいだろう。</p><p><br></p><p>当然、ペットは家族である前に生き物であるから、飼うと決まれば種類や環境、難易度などの有無を言わず、その家族の一員を幸せにすることが義務となる。</p><p><br></p><p>そのために準備するものや、長期的なライフプランやマネープランなどを調べていくうちに、だんだんハードルが高く感じられるようになる。</p><p><br></p><p>加えて責任の重さを考えると、まだ自分にはそこまでの覚悟がないと尻込みしてしまったところで、日が傾いてきていることに気がついた。（イマココ）</p><p><br></p><p><br></p><p>今回は実行に移すところまでは持っていけなかったが、こういう思考の時間は悪くない。</p><p><br></p><p>なんならペットを飼うとして、自分が平日休みなら、休日休みの相手がいれば、ペットを飼うには比較的に都合がいいようにも思えてきた。新しい視点だ。</p><p><br></p><p>冷めた珈琲をすすったところで、ん？珈琲の資格を取る勉強時間に当てるのも悪くないか？いやその先の目的がないとモチベート維持には向かないか？いかん、また余計な思考をしてしまった。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">今日はここまでにしよう。</p><p><br></p><p><br></p><p>今回はテーマだけ決めて、思いついたままに文章を綴ってみたが、読み返しても酷い有様だ。</p><p><br></p><p>これはこれで面白いので、残しておこう。</p><p><br></p><p>では。</p>
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		</div>
		

		<div>
			<div>最近は雲行きの怪しい写真しか撮れてなかったが、梅雨もぼちぼち明けたそうな。</div><div><br></div><div>誰か、スカイウォッチングとか、スカイキャプチャーなるものを一緒にしてくれたら嬉しいのだが、いや、それこそ一人でするべきなのかもな。</div><div><br></div><div>夏は、これからだ。</div>
		</div>
	
		<div>
			<p>URL: <a href="https://youtu.be/NQJtWuLhtlA">youtu.be
					<img src="https://i.ytimg.com/vi/NQJtWuLhtlA/hqdefault.jpg" width="100%">
				</a>
			</p>
		</div>]]></content></entry><entry><title><![CDATA[7.16]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6613749/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/d79eb479ed4904eab266e82015a57e6a_e89e8babf47d76dc2382584f319a23ef.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6613749</id><summary><![CDATA[前回からしばらく空けてしまったが、近況でも。といってもここ最近は生活自体に大きな変化というものがあまりない。変化があるとすれば、仕事の方で、内容とか、量とか、立ち位置とか、そんなところだ。できる事が増え、任されることが増える度に、自由度も増すがその分、時間の制約の煩わしさと、責任と、それまでの立ち位置との乖離に少し戸惑ってしまう自分がいる。そういった気疲れを癒すために生活の安定とか、一緒に過ごす人々の選択とか、趣味への没頭とか仕事以外での時間の使い方が俺にとっては大事になってくるのだが、冒頭にも話したように、ここ最近の生活には変化がないのだ。原因ははっきりしている。保守に走っているのだ。もちろん100点とはいかない、70点から80点前後を行ったり来たりする生活を保とうとしている自分がいる。それを特段悪いとは思わないが、変化のない人間には退化しか起こらない。　20代は挑戦してなんぼだ、　30代は迷い、　40代には決断し、　50代は…                         なんて昭和の背中が語っているのを見て、やはりこのまま安定に走り続けるのは良くないのかもしれないとも思う。しかし、先人の言葉に耳を馳せるのは大事だが、当時と環境も違えば、価値観も違うと言い訳にしてしまえるのも事実だ。今、俺は点で物事を見ているに過ぎない。線として、面として、空間として認知しなければ、自分の人生を自分のものにしなければ、そのために何を選択すべきか、最近はそんなことばかり考え込んでいる。ものすごく抽象的な話をしてしまった。要は空の中を浮くように、気ままに生きたいだけなんだろうが、周りを見てしまって、比べてしまって、それに焦っている自分がいるだけなのかもしれない。そういう時期なんだろう、なんてったってジメジメした梅雨の日に吐く戯言なんて、秩序に溢れてもはや無秩序な街の景色に苛立ってしまうような、一種の気の迷いみたいなもんなんだ。]]></summary><author><name>律</name></author><published>2019-07-16T05:30:27+00:00</published><updated>2019-07-16T06:00:19+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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			<p>前回からしばらく空けてしまったが、近況でも。</p><p><br></p><p>といってもここ最近は生活自体に大きな変化というものがあまりない。</p><p data-placeholder=""><br></p><p>変化があるとすれば、仕事の方で、内容とか、量とか、立ち位置とか、そんなところだ。</p><p><br></p><p>できる事が増え、任されることが増える度に、自由度も増すが</p><p>その分、時間の制約の煩わしさと、責任と、それまでの立ち位置との乖離に</p><p>少し戸惑ってしまう自分がいる。</p><p><br></p><p>そういった気疲れを癒すために</p><p>生活の安定とか、一緒に過ごす人々の選択とか、趣味への没頭とか</p><p>仕事以外での時間の使い方が俺にとっては大事になってくるのだが、</p><p>冒頭にも話したように、ここ最近の生活には変化がないのだ。</p><p><br></p><p>原因ははっきりしている。</p><p>保守に走っているのだ。</p><p><br></p><p>もちろん100点とはいかない、</p><p>70点から80点前後を行ったり来たりする生活を保とうとしている自分がいる。</p><p><br></p><p>それを特段悪いとは思わないが、</p><p>変化のない人間には退化しか起こらない。</p><p><br></p><p>　20代は挑戦してなんぼだ、</p><p>　30代は迷い、</p><p>　40代には決断し、</p><p>　50代は… &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp;&nbsp;</p><p>&nbsp;&nbsp;</p><p>なんて昭和の背中が語っているのを見て、</p><p>やはりこのまま安定に走り続けるのは良くないのかもしれないとも思う。</p><p><br></p><p>しかし、先人の言葉に耳を馳せるのは大事だが、</p><p>当時と環境も違えば、価値観も違うと言い訳にしてしまえるのも事実だ。</p><p><br></p><p>今、俺は点で物事を見ているに過ぎない。</p><p>線として、面として、空間として認知しなければ、</p><p>自分の人生を自分のものにしなければ、</p><p>そのために何を選択すべきか、</p><p>最近はそんなことばかり考え込んでいる。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder=""><br></p><p>ものすごく抽象的な話をしてしまった。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder=""><br></p><p>要は空の中を浮くように、気ままに生きたいだけなんだろうが、</p><p>周りを見てしまって、比べてしまって、</p><p>それに焦っている自分がいるだけなのかもしれない。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">そういう時期なんだろう、</p><p data-placeholder="">なんてったってジメジメした梅雨の日に吐く戯言なんて、</p><p data-placeholder="">秩序に溢れてもはや無秩序な街の景色に苛立ってしまうような、</p><p data-placeholder="">一種の気の迷いみたいなもんなんだ。</p><p data-placeholder=""><br></p>
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青森から来ました、amazarashiです！」歓声と拍手が沸き起こる。会場のボルテージが一気に高まる。息つく間もなく、一定のリズムが刻まれる。「リビングデッド」前回のコンセプトライブ「新言語秩序」のテーマソング。まさか今回のツアーでも歌われるとは思わなかった。「くそくらえ」切れた音の間から鋭く刺し込むその一言にドキッとする。彼らの覚悟が垣間見える。「死に切れなかった夜をくべろ」今回のツアーのテーマのひとつが「夜」だ。「リビングデッド」も"新言語秩序の歌"ではなく"amazarashiの歌"なんだと改めて認識させられた。続く「ヒーロー」。ベストアルバム「メッセージボトル」に収録され、当時のツアーでも盛り上がりを見せたこの楽曲が今回も前衛を飾る。疾走感のある楽曲で会場が盛り上がったところで、再び暗転。MCが挟まれる。「今日に至るまでいろいろな夜があったはずです。いろいろでは済まされない一つひとつをつまびらかにするために歌いに来ました」「夜の向こうに何があるのか、スターライト」普段では締めくくりとして歌われる事の多い「スターライト」。アマチュア時代から歌い継がれ、同タイトルを冠す企画ライブが披露された事もある。そんな楽曲をこの日は、序盤からブチかましてくる。「夜の向こうに答えはあるのか」「いつか全てが上手くいくなら、涙は通り過ぎる駅だ」今回のライブのテーマソングと言って良いほど、歌詞の内容とライブタイトルが重なった。序盤からエンジン全開なところに嬉しさを覚えるとともに、いったいフィナーレはどうなってしまうのか、期待が胸を打つ。続く「月曜日」や「たられば」はかけがえのない人との繋がりを歌い上げる。「月曜日」は漫画「月曜日の友達」とのコラボ楽曲。夜中の学校で綴られた、とある男女の友情が描かれる。「たられば」は映画「青の帰り道」に起用され、ベストアルバムツアーのテーマソングにもなった楽曲。歌詞の中には、入院中の彼女を見守る秋田本人の目線が描かれる。人との繋がりの大切さが力強く紡がれ、会場を暖かい空気が包む。しかし、ここからライブの雰囲気が徐々に変化していく。新曲「さよならごっこ」「それを言葉という」「アイザック」、その曲間に彼らの始まりの歌である「光、再考」も力強く演奏される。「僕らの真っ赤な悲しみが 暮れる 暮れる そして夜が来る」とアニメ「どろろ」の重要キャラクターであるどろろから主人公の百鬼丸へ向けた"さよなら"と別れを繰り返し歌い上げる楽曲「さよならごっこ」。最後には「僕らの真っ赤な嘘だけが　濡れる　濡れる　そして朝が来る」と泣き明かした夜が明けて、また朝がやってくる。続く楽曲は彼らの十八番、ポエトリーリーディング楽曲。言葉の弾丸。「それを言葉という」先日、ミュージックビデオが解禁され、リリックスピーカーに言葉が次々と映されていく様はまさにamazarashiのポエトリーリーディングを代表しているかのようだった。「明日がある以上終わりじゃない　朝日が愚鈍に射し込む車内」「死に損なった朝が眩しい   出掛けさせられてる毎日に」さよならごっこの歌詞に続くように、なんとか生きながらえた朝を歌う。ここで挟まれたMCでは「0から1になるために音楽と言葉を用いた」「地元の仲間の支えによって1から10になった」「10から100になる頃には気づけば理解者がいた」と彼らのバンドの成り立ちを垣間見せられた。「光、再考」については言うまでもない。彼らの始まりの楽曲であり、彼らのどん底とそこから這い上がる希望を描いた楽曲だ。「綺麗な星座の下で　彼女とキスをして   消えたのは　思い出と自殺願望 」「朝が来るたび陰鬱とした気持ちで それでも青い空が好きなんだ」上手くいかない日々や、そのもどかしい感情を、夜と朝の情景に託す。否応もなく、繰り返し続ける毎日に、挫けそうになっても一筋の光を追い求めて、最後には「もし生まれ変わったらなんて　二度と言わないで」と唯一無二の自身を奮い立たせる。本当に力強い楽曲だ。続くポエトリー「アイザック」でも、同様に「希望もいつか消える　だがそれは息絶える時だ」と、言いかえれば、死ぬまで希望は消えないんだという覚悟を歌いあげた。その後は、ここ最近のライブで聴かない方が珍しい定番の二曲が続く。東京喰種√Aのエンディングテーマとなった「季節は次々死んでいく」。PlayStation4のRPGゲームNieR:Automataとのコラボで生まれた「命にふさわしい」。どちらも鬱屈とした世界観の中、一筋の希望を必死にもがいて掴もうとする楽曲だ。「最低な日々が　最悪な夢が　始まりだったと思えば　随分遠くだ」「全部を無駄にした日から　僕は虎視眈々と描いてた   全部が報われる朝を」「酩酊の夜明けこそ　命にふさわしい 」鬱屈に抗うような、叫びに似た歌声と音楽に圧倒されるばかりだった。激しく、胸を叩きつけるような楽曲が続いたが、ここで短めのMCが入る。「若くして死んだ彼は僕にとって青春の象徴です」ピアノがメロディを紡ぎ出す。キーボードの豊川さんの指使いは直前の激しい楽曲達とは一転して、ひときわ優しく音を奏でた。「ひろ」19歳で亡くなった、昔のバンドメンバーに向けた手紙の体で自らの現状を省みる歌。以前、ベストアルバムのライブツアーでも歌われた楽曲ではあるが、その時よりも一層、優しく歌われているように感じた。彼らが敢えて今回のライブでこの楽曲を扱うのも、彼らの今を形作るにあたって「ひろ」はそれだけ大きな存在であり、今だからこそ彼の存在を思い返す必要があるんだと言い聞かせているように見えた。「誰も歩かない道を選んだ僕らだから　人の言う事に耳を貸す暇はないよな」個人的にここのフレーズでいつも泣いてしまう。どんなに彼らは孤独だったんだろうか。その孤独に寄り添ってくれる存在が、目の前からいなくなったら、自分はどうなってしまうのだろうか。それでも、彼らは歌う事を辞められなかった。諦めきれなかった。それでも歌い続けるんだっていう覚悟は最後のフレーズに託されていた。「僕は歌うよ　変わらずに１９歳のまま」一斉に大きな拍手が鳴った。曲が終わってから自分が大号泣していることに気がついた。この曲は、ずるいなあ。ほっと一息ついたのも束の間。次の楽曲で、また不穏な電子音が流れ出す。「空洞空洞」推測でしかないが、夢を見て上京して音楽活動をしていた彼らが、たったひとりのかけがえのない仲間を失ったがために解散、青森に帰り、音楽を辞めようとした時の心境がこの楽曲には込められていたんじゃないだろうか。「別れた人はもう忘れた でも忘れたこと忘れない 亡霊と僕ら生きてる つまりは憑りつかれてたんだよ」道を違えた仲間の亡霊なのか、あの日諦めた自分の亡霊なのか、何にしろ彼は「ひろ」を失ってから空白の苦しい時間を過ごしたのは間違いないだろう。「夢、希望も恨みつらみも 『君に会いたい』も『くたばれ』も詰め込んだ火炎瓶で 世界ざまあみろ」彼はこの楽曲には意味がないと言っていたが、当てつけようのない空洞に苛まれた怒りや苛立ちを詰め込んだのではないだろうか。演奏を終えた頃には暗く沈んだ空間に少し不安を覚えた。その瞬間。「虚実を切り裂いて」会場の"色"が変わった。「蒼天を仰いで」アニメ「僕のヒーローアカデミア」のオープニングにも扱われた「空に歌えば」。先程までのどんよりとした暗がりを一瞬で吹き飛ばした。この流れもずるい。この楽曲の対の詩には「今や雨は上がったが嵐は何度でも訪れる   長かったここまでの道程で僕らが学んだ事だ   だから雨の日に口ずさむ歌を携えろ」と記されている。Cメロのポエトリーリーディング部分では「掴んだものはすぐにすり抜けた　信じたものは呆気なく過ぎ去った   それでも、それらが残していった、この温みだけで　この人生は生きるに値する」これまでの苦悩もすべて受け止めた上で、人生は生きるに値すると言い切っているのだ。彼らの背景を知っているからこそ響く楽曲なんだなあとしみじみした。「空洞空洞」と「空に歌えば」雰囲気こそ対極にある楽曲だが、アップテンポな曲が続いた後に披露された楽曲は、「ライフイズビューティフル」こちらもリリックビデオにて映像演出がされており、これまた優しく会場を包み込むような楽曲で、「ひろ」とは一味違う温かみを感じさせた。「わいは今も歌っているんだ 暗い歌ばかり歌いやがってと人は言うが   ぜってぇまけねぇって 気持ちだけで 今まで ここまで やってきたんだ」「夢を諦めた人 捨てた人 叶えられず死んだ人 覚えているか？」「あっけなく命や夢が消える星で ありふれた良くある悲しい話 そんなもんに飽きもせず泣き笑い」「だけど後悔なんてしてやるものか」先程の「ひろ」や「光、再考」の歌詞を踏襲するかのように楽曲の関連性、必然性を感じさせる。そして「けどな これだけは絶対言える 俺らの夜明けはもうすぐそこだ」「見ろよもう朝日が昇ってきた」「人生は美しい」今回のライブツアーのタイトルでもある、夜について歌い上げる。今回のライブツアーの為に用意されたかのような一曲だった。MCでは「以前東京でバンドをやっていた頃、この会場正面の通りで路上ライブやってたんですが、今もいるんですかね、ミュージシャン。わいが言うのもおかしいですけど、観ていってください」と穏やかに話していた。ラスト二曲。いよいよ大詰めとなったライブツアー。披露されたのは、前衛を飾った「リビングデッド」同様に新言語秩序で披露され、トリを飾った「独白」。CD音源では(検閲済み)とされ、ノイズで潰されており、敢えてその楽曲の全貌が聴こえない処理がされており、専用のアプリによってのみその楽曲が聴けるという、まさに新言語秩序の楽曲というイメージが強い楽曲だった。しかし、今回披露された事で、この楽曲も新言語秩序の楽曲ではなく、amazarashiの楽曲なんだと思い直さざるを得なかった。いや、新言語秩序もamazarashiの一部なんだと考え直すに至った。「私が私を語るほどに　私から遠く離れてしまうのは何故でしょうか？」このフレーズから始まるこの楽曲には、彼が彼自身と幾つもの夜を越えて対話してきた背景がうかがえる。収録された音源では省かれている部分も、ライブでは臆する事なく歌い上げる姿に惚れ惚れとする。「過去の痛みが全て報われたわけじゃない」「かつての絶望が残す死ぬまで消えない染みそれが綺麗な思い出まで侵食して汚すから思い出も言葉も消えてしまえばいいと思った」言いたくても言えなかった言葉。「一行では無理でも十万行ならどうか一日では無理でも十年を経たならどうか」奪われた言葉、止むに止まれぬ言葉。色々では済まされないその一言一言をつまびらかにしていく。彼らの全力が注ぎ込まれる。「言葉を取り戻せ」そう、叫び歌い上げて、続けざまに「あの夜、言いたくても言えなかった言葉を歌います、未来になれなかったあの夜に！」新曲を披露。詩だけはファンサイトで先に公開されていたが、楽曲としては初めてだ。「なじられたなら怒っていいよ   一人で泣けば誰にもバレないよ   そんな夜達に『ほら見たろ？』って無駄じゃなかったと抱きしめたいよ」星の煌めきのようなスクリーンに歌詞が投影される。「『前向きに生きて』じゃ頷けない誰かさんの為   夢追い人とは   ともすれば社会の孤児だ」今回のライブで1番優しく、1番孤独で、1番力強さに溢れた楽曲だった。「孤独な夜の断崖に立って   飛び降りる理由あと一つだけ   そんな夜達に『くそくらえ』って   ただ誰かに叫んで欲しかった」彼が言って欲しかった言葉を、今は彼が歌っている。きっとこの会場にいる多くの人が必要とした言葉だろう。俺も紛れもなく、この言葉達に救われてきた。「未来になれなかった   あの夜に」最後まで歌い終えたところで、「言いたいことは言うべきです、どんな状況においても。だから最後に今言うべき言葉を……ありがとうございました！」鳴り止まない拍手を背に、彼らはステージから去っていった。amazarashi   ライブツアー未来になれなかった全ての夜に2019.06.21@NHKホールセットリスト 1. 後期衝動2. リビングデッド3. ヒーロー4. スターライト5. 月曜日6. たられば7. さよならごっこ8. それを言葉という9. 光、再考10. アイザック11. 季節は次々死んでいく12. 命にふさわしい13. ひろ14. 空洞空洞15. 空に歌えば16. ライフイズビューティフル17. 独白18. 未来になれなかったあの夜に]]></summary><author><name>りきち</name></author><published>2019-06-28T12:30:44+00:00</published><updated>2019-07-17T04:43:06+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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青森から来ました、amazarashiです！」</div><div><br></div><div>歓声と拍手が沸き起こる。</div><div>会場のボルテージが一気に高まる。</div><div><br></div><div>息つく間もなく、一定のリズムが刻まれる。</div><div><br></div><div>「リビングデッド」</div><div><br></div><div>前回のコンセプトライブ「新言語秩序」のテーマソング。</div><div>まさか今回のツアーでも歌われるとは思わなかった。</div><div><br></div><div>「くそくらえ」</div><div><br></div><div>切れた音の間から鋭く刺し込むその一言にドキッとする。</div><div>彼らの覚悟が垣間見える。</div><div><br></div><div>「死に切れなかった夜をくべろ」</div><div><br></div><div>今回のツアーのテーマのひとつが「夜」だ。</div><div>「リビングデッド」も"新言語秩序の歌"ではなく"amazarashiの歌"なんだと改めて認識させられた。</div><div><br></div><div>続く「ヒーロー」。</div><div><br></div><div>ベストアルバム「メッセージボトル」に収録され、当時のツアーでも盛り上がりを見せたこの楽曲が今回も前衛を飾る。</div><div><br></div><div>疾走感のある楽曲で会場が盛り上がったところで、再び暗転。</div><div>MCが挟まれる。</div><div><br></div><div>「今日に至るまでいろいろな夜があったはずです。いろいろでは済まされない一つひとつをつまびらかにするために歌いに来ました」</div><div><br></div><div>「夜の向こうに何があるのか、スターライト」</div><div><br></div><div>普段では締めくくりとして歌われる事の多い「スターライト」。</div><div>アマチュア時代から歌い継がれ、同タイトルを冠す企画ライブが披露された事もある。</div><div>そんな楽曲をこの日は、序盤からブチかましてくる。</div><div><br></div><div>「夜の向こうに答えはあるのか」</div><div><br></div><div>「いつか全てが上手くいくなら、涙は通り過ぎる駅だ」</div><div><br></div><div>今回のライブのテーマソングと言って良いほど、歌詞の内容とライブタイトルが重なった。</div><div><br></div><div>序盤からエンジン全開なところに嬉しさを覚えるとともに、いったいフィナーレはどうなってしまうのか、期待が胸を打つ。</div><div><br></div><div>続く「月曜日」や「たられば」はかけがえのない人との繋がりを歌い上げる。</div><div><br></div><div>「月曜日」は漫画「月曜日の友達」とのコラボ楽曲。</div><div>夜中の学校で綴られた、とある男女の友情が描かれる。</div><div><br></div><div>「たられば」は映画「青の帰り道」に起用され、ベストアルバムツアーのテーマソングにもなった楽曲。</div><div>歌詞の中には、入院中の彼女を見守る秋田本人の目線が描かれる。</div><div><br></div><div>人との繋がりの大切さが力強く紡がれ、会場を暖かい空気が包む。</div><div>しかし、ここからライブの雰囲気が徐々に変化していく。</div><div><br></div><div>新曲「さよならごっこ」「それを言葉という」「アイザック」、その曲間に彼らの始まりの歌である「光、再考」も力強く演奏される。</div><div><br></div><div>「僕らの真っ赤な悲しみが 暮れる 暮れる そして夜が来る」</div><div><br></div><div>とアニメ「どろろ」の重要キャラクターであるどろろから主人公の百鬼丸へ向けた"さよなら"と別れを繰り返し歌い上げる楽曲「さよならごっこ」。</div><div><br></div><div>最後には</div><div>「僕らの真っ赤な嘘だけが　濡れる　濡れる　そして朝が来る」</div><div>と泣き明かした夜が明けて、また朝がやってくる。</div><div><br></div><div>続く楽曲は彼らの十八番、ポエトリーリーディング楽曲。</div><div>言葉の弾丸。</div><div><br></div><div>「それを言葉という」</div><div><br></div><div>先日、ミュージックビデオが解禁され、リリックスピーカーに言葉が次々と映されていく様はまさにamazarashiのポエトリーリーディングを代表しているかのようだった。</div><div><br></div><div>「明日がある以上終わりじゃない　朝日が愚鈍に射し込む車内」</div><div><br></div><div>「死に損なった朝が眩しい   出掛けさせられてる毎日に」</div><div><br></div><div>さよならごっこの歌詞に続くように、なんとか生きながらえた朝を歌う。</div><div>ここで挟まれたMCでは</div><div><br></div><div>「0から1になるために音楽と言葉を用いた」</div><div>「地元の仲間の支えによって1から10になった」</div><div>「10から100になる頃には気づけば理解者がいた」</div><div><br></div><div>と彼らのバンドの成り立ちを垣間見せられた。</div><div><br></div><div>「光、再考」については言うまでもない。</div><div>彼らの始まりの楽曲であり、彼らのどん底とそこから這い上がる希望を描いた楽曲だ。</div><div><br></div><div>「綺麗な星座の下で　彼女とキスをして   消えたのは　思い出と自殺願望 」</div><div><br></div><div>「朝が来るたび陰鬱とした気持ちで それでも青い空が好きなんだ」</div><div><br></div><div>上手くいかない日々や、そのもどかしい感情を、夜と朝の情景に託す。</div><div>否応もなく、繰り返し続ける毎日に、挫けそうになっても一筋の光を追い求めて、最後には</div><div><br></div><div>「もし生まれ変わったらなんて　二度と言わないで」</div><div><br></div><div>と唯一無二の自身を奮い立たせる。</div><div>本当に力強い楽曲だ。</div><div><br></div><div>続くポエトリー「アイザック」でも、同様に</div><div><br></div><div>「希望もいつか消える　だがそれは息絶える時だ」</div><div><br></div><div>と、言いかえれば、死ぬまで希望は消えないんだという覚悟を歌いあげた。</div><div><br></div><div>その後は、ここ最近のライブで聴かない方が珍しい定番の二曲が続く。</div><div><br></div><div>東京喰種√Aのエンディングテーマとなった「季節は次々死んでいく」。</div><div>PlayStation4のRPGゲームNieR:Automataとのコラボで生まれた「命にふさわしい」。</div><div><br></div><div>どちらも鬱屈とした世界観の中、一筋の希望</div><div>を必死にもがいて掴もうとする楽曲だ。</div><div><br></div><div>「最低な日々が　最悪な夢が　始まりだったと思えば　随分遠くだ」</div><div><br></div><div>「全部を無駄にした日から　僕は虎視眈々と描いてた   全部が報われる朝を」</div><div><br></div><div>「酩酊の夜明けこそ　命にふさわしい 」</div><div><br></div><div>鬱屈に抗うような、叫びに似た歌声と音楽に圧倒されるばかりだった。</div><div><br></div><div>激しく、胸を叩きつけるような楽曲が続いたが、ここで短めのMCが入る。</div><div><br></div><div>「若くして死んだ彼は僕にとって青春の象徴です」</div><div><br></div><div>ピアノがメロディを紡ぎ出す。</div><div>キーボードの豊川さんの指使いは直前の激しい楽曲達とは一転して、ひときわ優しく音を奏でた。</div><div><br></div><div>「ひろ」</div><div><br></div><div>19歳で亡くなった、昔のバンドメンバーに向けた手紙の体で自らの現状を省みる歌。</div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: 100%;">以前、ベストアルバムのライブツアーでも歌われた楽曲ではあるが、その時よりも一層、優しく歌われているように感じた。</span><br></div><div><br></div><div>彼らが敢えて今回のライブでこの楽曲を扱うのも、彼らの今を形作るにあたって「ひろ」はそれだけ大きな存在であり、今だからこそ彼の存在を思い返す必要があるんだと言い聞かせているように見えた。</div><div><br></div><div>「誰も歩かない道を選んだ僕らだから　人の言う事に耳を貸す暇はないよな」</div><div><br></div><div>個人的にここのフレーズでいつも泣いてしまう。</div><div>どんなに彼らは孤独だったんだろうか。</div><div>その孤独に寄り添ってくれる存在が、目の前からいなくなったら、自分はどうなってしまうのだろうか。</div><div><br></div><div>それでも、彼らは歌う事を辞められなかった。</div><div>諦めきれなかった。</div><div>それでも歌い続けるんだっていう覚悟は最後のフレーズに託されていた。</div><div><br></div><div>「僕は歌うよ　変わらずに１９歳のまま」</div><div><br></div><div>一斉に大きな拍手が鳴った。</div><div>曲が終わってから自分が大号泣していることに気がついた。</div><div><br></div><div>この曲は、ずるいなあ。</div><div><br></div><div>ほっと一息ついたのも束の間。</div><div>次の楽曲で、また不穏な電子音が流れ出す。</div><div><br></div><div>「空洞空洞」</div><div><br></div><div>推測でしかないが、夢を見て上京して音楽活動をしていた彼らが、たったひとりのかけがえのない仲間を失ったがために解散、青森に帰り、音楽を辞めようとした時の心境がこの楽曲には込められていたんじゃないだろうか。</div><div><br></div><div>「別れた人はもう忘れた でも忘れたこと忘れない 亡霊と僕ら生きてる つまりは憑りつかれてたんだよ」</div><div><br></div><div>道を違えた仲間の亡霊なのか、あの日諦めた自分の亡霊なのか、何にしろ彼は「ひろ」を失ってから空白の苦しい時間を過ごしたのは間違いないだろう。</div><div><br></div><div>「夢、希望も恨みつらみも 『君に会いたい』も『くたばれ』も詰め込んだ火炎瓶で 世界ざまあみろ」</div><div><br></div><div>彼はこの楽曲には意味がないと言っていたが、当てつけようのない空洞に苛まれた怒りや苛立ちを詰め込んだのではないだろうか。</div><div><br></div><div>演奏を終えた頃には暗く沈んだ空間に少し不安を覚えた。その瞬間。</div><div><br></div><div>「虚実を切り裂いて」</div><div><br></div><div>会場の"色"が変わった。</div><div><br></div><div>「蒼天を仰いで」</div><div><br></div><div>アニメ「僕のヒーローアカデミア」のオープニングにも扱われた「空に歌えば」。</div><div>先程までのどんよりとした暗がりを一瞬で吹き飛ばした。</div><div><br></div><div>この流れもずるい。</div><div><br></div><div>この楽曲の対の詩には</div><div>「今や雨は上がったが嵐は何度でも訪れる   長かったここまでの道程で僕らが学んだ事だ   だから雨の日に口ずさむ歌を携えろ」</div><div>と記されている。</div><div><br></div><div>Cメロのポエトリーリーディング部分では</div><div>「掴んだものはすぐにすり抜けた　信じたものは呆気なく過ぎ去った   それでも、それらが残していった、この温みだけで　この人生は生きるに値する」</div><div>これまでの苦悩もすべて受け止めた上で、人生は生きるに値すると言い切っているのだ。</div><div><br></div><div>彼らの背景を知っているからこそ響く楽曲なんだなあとしみじみした。</div><div><br></div><div>「空洞空洞」と「空に歌えば」</div><div>雰囲気こそ対極にある楽曲だが、アップテンポな曲が続いた後に披露された楽曲は、</div><div><br></div><div>「ライフイズビューティフル」</div><div><br></div><div>こちらもリリックビデオにて映像演出がされており、これまた優しく会場を包み込むような楽曲で、「ひろ」とは一味違う温かみを感じさせた。</div><div><br></div><div>「わいは今も歌っているんだ 暗い歌ばかり歌いやがってと人は言うが   ぜってぇまけねぇって 気持ちだけで 今まで ここまで やってきたんだ」</div><div><br></div><div>「夢を諦めた人 捨てた人 叶えられず死んだ人 覚えているか？」<br><br></div><div><br></div><div>「あっけなく命や夢が消える星で ありふれた良くある悲しい話 そんなもんに飽きもせず泣き笑い」</div><div><br></div><div><br>「だけど後悔なんてしてやるものか」</div><div><br></div><div>先程の「ひろ」や「光、再考」の歌詞を踏襲するかのように楽曲の関連性、必然性を感じさせる。</div><div><br></div><div>そして</div><div>「けどな これだけは絶対言える 俺らの夜明けはもうすぐそこだ」</div><div>「見ろよもう朝日が昇ってきた」</div><div><br></div><div>「人生は美しい」</div><div><br></div><div>今回のライブツアーのタイトルでもある、夜について歌い上げる。</div><div><br></div><div>今回のライブツアーの為に用意されたかのような一曲だった。</div><div><br></div><div>MCでは</div><div>「以前東京でバンドをやっていた頃、この会場正面の通りで路上ライブやってたんですが、今もいるんですかね、ミュージシャン。わいが言うのもおかしいですけど、観ていってください」</div><div>と穏やかに話していた。</div><div><br></div><div>ラスト二曲。</div><div><br></div><div>いよいよ大詰めとなったライブツアー。</div><div><br></div><div>披露されたのは、前衛を飾った「リビングデッド」同様に新言語秩序で披露され、トリを飾った「独白」。</div><div><br></div><div>CD音源では(検閲済み)とされ、ノイズで潰されており、敢えてその楽曲の全貌が聴こえない処理がされており、専用のアプリによってのみその楽曲が聴けるという、まさに新言語秩序の楽曲というイメージが強い楽曲だった。</div><div><br></div><div>しかし、今回披露された事で、この楽曲も新言語秩序の楽曲ではなく、amazarashiの楽曲なんだと思い直さざるを得なかった。</div><div><br></div><div>いや、新言語秩序もamazarashiの一部なんだと考え直すに至った。</div><div><br></div><div>「私が私を語るほどに　私から遠く離れてしまうのは何故でしょうか？」</div><div><br></div><div>このフレーズから始まるこの楽曲には、彼が彼自身と幾つもの夜を越えて対話してきた背景がうかがえる。</div><div><br></div><div>収録された音源では省かれている部分も、ライブでは臆する事なく歌い上げる姿に惚れ惚れとする。</div><div><br></div><div>「過去の痛みが全て報われたわけじゃない」</div><div><br></div><div>「かつての絶望が残す死ぬまで消えない染み</div><div>それが綺麗な思い出まで侵食して汚すから</div><div>思い出も言葉も消えてしまえばいいと思った」</div><div><br></div><div>言いたくても言えなかった言葉。</div><div><br></div><div>「一行では無理でも十万行ならどうか</div><div>一日では無理でも十年を経たならどうか」</div><div><br></div><div>奪われた言葉、止むに止まれぬ言葉。</div><div>色々では済まされないその一言一言をつまびらかにしていく。</div><div>彼らの全力が注ぎ込まれる。</div><div><br></div><div>「言葉を取り戻せ」</div><div><br></div><div>そう、叫び歌い上げて、続けざまに</div><div><br></div><div>「あの夜、言いたくても言えなかった言葉を歌います、未来になれなかったあの夜に！」</div><div><br></div><div>新曲を披露。</div><div><br></div><div>詩だけはファンサイトで先に公開されていたが、楽曲としては初めてだ。</div><div><br></div><div>「なじられたなら怒っていいよ   一人で泣けば誰にもバレないよ   そんな夜達に『ほら見たろ？』って無駄じゃなかったと抱きしめたいよ」</div><div><br></div><div>星の煌めきのようなスクリーンに歌詞が投影される。</div><div><br></div><div>「『前向きに生きて』じゃ頷けない誰かさんの為   夢追い人とは   ともすれば社会の孤児だ」</div><div><br></div><div>今回のライブで1番優しく、1番孤独で、1番力強さに溢れた楽曲だった。</div><div><br></div><div>「孤独な夜の断崖に立って   飛び降りる理由あと一つだけ   そんな夜達に『くそくらえ』って   ただ誰かに叫んで欲しかった」</div><div><br></div><div>彼が言って欲しかった言葉を、今は彼が歌っている。</div><div>きっとこの会場にいる多くの人が必要とした言葉だろう。</div><div>俺も紛れもなく、この言葉達に救われてきた。</div><div><br></div><div>「未来になれなかった   あの夜に」</div><div><br></div><div>最後まで歌い終えたところで、</div><div><br></div><div>「言いたいことは言うべきです、どんな状況においても。だから最後に今言うべき言葉を……ありがとうございました！」</div><div><br></div><div>鳴り止まない拍手を背に、彼らはステージから去っていった。</div><div><br></div><div><br></div><div>amazarashi &nbsp; ライブツアー</div><div>未来になれなかった全ての夜に</div><div>2019.06.21@NHKホール</div><div><br></div><div>セットリスト&nbsp;</div><div><br></div><div>1. 後期衝動</div><div>2. リビングデッド</div><div>3. ヒーロー</div><div>4. スターライト</div><div>5. 月曜日</div><div>6. たられば</div><div>7. さよならごっこ</div><div>8. それを言葉という</div><div>9. 光、再考</div><div>10. アイザック</div><div>11. 季節は次々死んでいく</div><div>12. 命にふさわしい</div><div>13. ひろ</div><div>14. 空洞空洞</div><div>15. 空に歌えば</div><div>16. ライフイズビューティフル</div><div>17. 独白</div><div>18. 未来になれなかったあの夜に</div><div><br></div>
		</div>
	
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			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/3c45949f70c9391858a50511b7fc2124_ae699adb705b7814696b593395b79301.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		
]]></content></entry><entry><title><![CDATA[6.28.1]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6513418/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/86f5b0a2191d5671c2b5964036f95146_cd9f505df0d509334ad21bb2a34e00e3.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6513418</id><summary><![CDATA[誕生日を1週間程過ぎて、ようやく心の平静を取り戻したところだ。嬉しいような、歯痒いような、沸き立つような、狂おしいような、でもどうしてか幸せな、そんな複雑な数日だった。20歳にはこの身をどうにかせねばと思っていたのに、もうそこから3年も経ってしまった。もはや吹っ切れた頃合いかと思えば案外そうでもなく、未だに「6.21」に描いたような夜はやってくるもんで。これはもう、そういうもんなんだと受容したところ、多少は楽になったのが、ここまでくるのに何年要してんだって、思い返すと笑えるもんだ。今年の誕生日のテーマはそう。本気で吹っ切れて、笑い飛ばしてやろうってとこだ。自分の好きなものを数えて、訪ねて、ほら、悪くねえだろって自分に言い聞かせる、そんな一日。今回はその日を思い返して日記にしてみようと思う。誕生日を迎えて一番最初にした事は、日記を纏めること。そう、「6.21」だ。纏めたのは深夜0時頃だから、感覚としては前日の夜。明日にはこの負の感情を浄化させてやる、という目標設定のつもり。俯瞰するつもりで纏めていたのだが、やはり纏め終わる頃にはドッと疲れて、心が潰れるような想いに苛まれた。それだけ、爪痕が深いんだなあと思い知らされながら、眠りについた。夢を見たようだが、まったく覚えていない。相変わらず朝は顎が重い。頭も重いと思ったら雨が降っている。せっかく早起きしたのに、幸先の悪い誕生日だ、と思いながら支度を済ませて家を出る。普段は自転車で駆け抜ける道を、今日はお気に入りの傘をさして、歩いてみた。傘を叩く雨音が心地よかった。バス停に着いて、バスを待つ。待っている間、雨脚が強まってきた。見る間に土砂降りになって、ズボンと靴が濡れた。なんてこったい。天気予報は晴れだったのになあ、と思いながら乗車。個人的に雨の日のバスは好きなのだが、あいにくの通勤ラッシュで情緒を楽しむ余裕もなかった。最初の目的地は中目黒にある。電車もバスと同じでギチギチ。人混み嫌いの俺は中目黒に着く頃にはすでに満身創痍。雨が止んできた事だけがせめてもの救いだった。目的地までの道中でマッサージのお店を見つけた。元々いつもと違うこともしてみたいと思っていたので、前日に"ゲイマッサージ"で検索してその相場に度肝を抜かれたのだが、ここのお店はそこの約半額だった。(たぶんこっちが普通)スタッフも男性、女性を選べたから、もはやゲイマッサージならぬノンケマッサージやん、と思って即予約した。予約が完了する頃にはひとつ目の目的地に着いた。「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」世界に5店舗しかない焙煎工場を併設するスタバ。入店して早々に限定グッズに目が眩んで、コーヒープレス、コーヒーポット、木製のケース、ロースタリー限定のスタバカードを購入。幸せ。今回で3回目(？)の来店なのだが、初めて当店舗の3階限定のコーヒーカクテルに手を出してみた。朝からお気に入りのお店で飲酒する背徳感といったら、この上ない。イタリアンベーカリー「Princi（プリンチ）」のパンを片手に、ふたつのカクテルを味わう。とても複雑で繊細な味。甘くて苦くて、でも飲みやすい。アルコールが高めなのか、胸がじんわりと温かくなる。そんな中、ポケットを震わせ、1通のメールが届く。「APOROGIES」からだ。amazarashiの有料会員サイト。いわゆるアーティストのファンクラブサイトからだ。毎年、誕生日にメッセージが届く。その内容にも少し目が潤んだが、今日この後にも会えると考えると、また胸が熱くなる思いに駆られた。そんなこんなで、カクテル二杯注いだだけでトロンとしてきた。カクテルを作ってくれた店員さんと「今日誕生日なんです〜」「え！早く言ってくださいよー！」なんてたわいのない会話をしてたらもう店を出る時間。感謝の意を手書きで残して席を後にする。お店を出たところに、一人でロースタリーに来たと思われる外国人の女性が自撮りをしていたので、写真撮りましょうか？と声を掛けた。撮ってあげたら嬉しそうにしていたので、心もほっこり、良い一日をお過ごしください、と見送ったところで時間に追われている事を思い出した。いかん。10分遅れで先ほど予約したマッサージ店に着く。事前に遅れますと電話で伝えていたので、お店の方もスムーズに通してくれた。懐が深い。担当してくれたのは期待していたようなプリプリなお兄さん！ではなく熟年のおじさまだったのだが、これはこれでアリか、なんて考えていたのもつかの間。玄人のマッサージは一味違う。マッサージってのはこんなにため息が出るほど気持ちの良いものだったのか。最高にリフレッシュして、また来ようと思いながらお店を後に。次の目的地は代官山にある。ぼちぼちランチ時だ。ん、あれ、こんなに荷物軽かったっけ。代官山駅の改札を出たタイミングでマッサージ店に傘を忘れた事を思い出した。焦ると言うより、先ほどとは別の意味でため息が出た。仕方がない。泣く泣く中目黒と代官山を往復する羽目に。さて、気を取り直して代官山。ふたつ目の目的地はこれまでもう何度足を運んだか分からない。「スプリングバレーブルワリー東京」キリン系列の醸造所を併設するクラフトビールレストラン。新しいビール・カルチャーの発信基地。実はディナーではよく利用するものの、ランチでの利用は初めて。忘れ物のせいで余計な時間を掛けてしまったので、少し遅めのランチだ。といっても、ここでも飲酒が主な目的だ。ブルワリー定番の6種コアシリーズの中でも、「496」が俺の一番のお気に入り。この豊潤な香りと微かな甘み、そしてキレのある苦味。既存のどのビアスタイルにも属さない、完全数「496」の名に恥じない唯一無二の味わいだ。しかもここ、ブルワリーの店舗ではビールに更なる風味や香りをカスタマイズできる、世界に4台しかない専用の高機能サーバー「ビアインフューザー」がある。これ一台でフェラーリ1台買えてしまうとかどうとか。俺のお気に入りの「496」もカスタマイズできるそうなので、毎度の事だが早速頼んでみる。……が、どうやら機械の調子が悪いらしい。この日初めての稼働らしいのだが、どうしたものだろう。希少ゆえに直せるスタッフも少ないらしい。俺が誕生日だと伝えてあったこともあってか、スタッフの方々が別のビールの飲み比べを無償で提供してくれた、3種類ほど。優しい。。すでにほろ酔い状態だったので、これでも十分満足、と言ったところで機械も無事直ったようだ。通常の「496」と香り付けされた「496」をこれまた飲み比べ。流石に飲み過ぎてしまったかもしれない。十分に楽しんだところで、そろそろ本日のメインディッシュが近づいてきた。何を隠そう、今回のメインディッシュはamazarashiのライブツアー「未来になれなかった全ての夜に」である。渋谷から徒歩圏内にあるNHKホールで開催される。毎度恒例、ライブの気分を盛り上げるために、カラオケでボルテージを高めてからいこう。代官山から渋谷に移動して、ビッグエコーに入る。amazarashiはDAMにしかない、もしくはJOYSOUNDにしかない、という曲がちらちらとあるので俺は音質重視で基本はDAM、JOYSOUNDにしかない曲を歌いたいときだけJOYSOUNDを利用している。ビッグエコーは高めの価格帯なのもあって比較的音質が良く、部屋も綺麗。機種もほとんどDAMで揃えられており、エポスカードで毎回割引になるので贔屓にしている。ちなみに、まねきねこも贔屓にしていて、こちらはDAMとJOYSOUNDどちらもあり、比較的価格が安く、その割に部屋は綺麗。いつの間にか会員ランクがめちゃくちゃ高くなってて割引されるのも嬉しい。長々と失礼した。こだわりの強さがよく伝わったと思う。もちろん歌うのはamazarashi。声質が近い？というより、歌い方が真似しやすいし、一部の曲は苦手だが、音域もギリギリカバーできる点がありがたい。不思議と喉の調子が良い。喉が枯れ切らない程度に身体が温まったところでカラオケも終いにする。ビッグエコーを出て、まっすぐライブ会場であるNHKホールへ歩いて向かう。こんなところに、こんな施設があったんだなあ。イクスピアリの裏にある舞浜アンフィシアターへライブ参戦した時の感覚に近い。知り尽くしているようで、ひとつ通りが違うだけで知らない世界があるもんだ。早めに会場入りして、会員限定のサービスを受けたり、ツアーグッズを買い漁って、もう準備万端。この時点で俺の幸せ指数はMAXに近い状態だったが、これを超えるライブを披露してくれるのは目に見えている。刻一刻と時間が進む。会場にはグレースケールに身を包んだ人々が行き交う。色彩の落ち着いた洋装に身を包んでいる人が多いのと、老若男女問わず、中には車椅子を漕いでる人も珍しくない。日が傾いてきた頃、開場となり周囲の人々もそわそわし始めた。俺も例に漏れず、人一倍そわそわしていた。ホールというくらいだ、普段のライブ会場と違い、全席に椅子があり、これからオペラコンサートが開催されるかのような佇まい。早めに自分の席に座り、スマートフォンの電源を切り、その時が来るのを待つ。周囲の期待値の高まりは、席が埋まる度に増える耳打ちの木霊が物語っていた。]]></summary><author><name>りきち</name></author><published>2019-06-28T12:00:35+00:00</published><updated>2019-07-16T12:24:01+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<div>誕生日を1週間程過ぎて、ようやく心の平静を取り戻したところだ。</div><div><br></div><div>嬉しいような、歯痒いような、沸き立つような、狂おしいような、でもどうしてか幸せな、そんな複雑な数日だった。</div><div><br></div><div>20歳にはこの身をどうにかせねばと思っていたのに、もうそこから3年も経ってしまった。</div><div><br></div><div>もはや吹っ切れた頃合いかと思えば案外そうでもなく、未だに「6.21」に描いたような夜はやってくるもんで。</div><div><br></div><div>これはもう、そういうもんなんだと受容したところ、多少は楽になったのが、ここまでくるのに何年要してんだって、思い返すと笑えるもんだ。</div><div><br></div><div>今年の誕生日のテーマはそう。</div><div>本気で吹っ切れて、笑い飛ばしてやろうってとこだ。</div><div><br></div><div>自分の好きなものを数えて、訪ねて、ほら、悪くねえだろって自分に言い聞かせる、そんな一日。</div><div><br></div><div>今回はその日を思い返して日記にしてみようと思う。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>誕生日を迎えて一番最初にした事は、日記を纏めること。</div><div><br></div><div>そう、「6.21」だ。</div><div><br></div><div>纏めたのは深夜0時頃だから、感覚としては前日の夜。</div><div>明日にはこの負の感情を浄化させてやる、という目標設定のつもり。</div><div>俯瞰するつもりで纏めていたのだが、やはり纏め終わる頃にはドッと疲れて、心が潰れるような想いに苛まれた。</div><div>それだけ、爪痕が深いんだなあと思い知らされながら、眠りについた。</div><div><br></div><div>夢を見たようだが、まったく覚えていない。</div><div>相変わらず朝は顎が重い。</div><div><br></div><div>頭も重いと思ったら雨が降っている。</div><div><br></div><div>せっかく早起きしたのに、幸先の悪い誕生日だ、と思いながら支度を済ませて家を出る。</div><div><br></div><div>普段は自転車で駆け抜ける道を、今日はお気に入りの傘をさして、歩いてみた。</div><div>傘を叩く雨音が心地よかった。</div><div><br></div><div>バス停に着いて、バスを待つ。</div><div>待っている間、雨脚が強まってきた。</div><div>見る間に土砂降りになって、ズボンと靴が濡れた。</div><div><br></div><div>なんてこったい。</div><div><br></div><div>天気予報は晴れだったのになあ、と思いながら乗車。</div><div>個人的に雨の日のバスは好きなのだが、あいにくの通勤ラッシュで情緒を楽しむ余裕もなかった。</div><div><br></div><div>最初の目的地は中目黒にある。</div><div>電車もバスと同じでギチギチ。</div><div>人混み嫌いの俺は中目黒に着く頃にはすでに満身創痍。</div><div>雨が止んできた事だけがせめてもの救いだった。</div><div><br></div><div>目的地までの道中でマッサージのお店を見つけた。</div><div>元々いつもと違うこともしてみたいと思っていたので、前日に"ゲイマッサージ"で検索してその相場に度肝を抜かれたのだが、ここのお店はそこの約半額だった。(たぶんこっちが普通)</div><div><br></div><div>スタッフも男性、女性を選べたから、もはやゲイマッサージならぬノンケマッサージやん、と思って即予約した。</div><div><br></div><div>予約が完了する頃にはひとつ目の目的地に着いた。</div><div><br></div><div>「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」</div><div><br></div><div>世界に5店舗しかない焙煎工場を併設するスタバ。</div><div>入店して早々に限定グッズに目が眩んで、コーヒープレス、コーヒーポット、木製のケース、ロースタリー限定のスタバカードを購入。</div><div>幸せ。</div><div><br></div><div>今回で3回目(？)の来店なのだが、初めて当店舗の3階限定のコーヒーカクテルに手を出してみた。</div><div><br></div><div>朝からお気に入りのお店で飲酒する背徳感といったら、この上ない。</div><div>イタリアンベーカリー「Princi（プリンチ）」のパンを片手に、ふたつのカクテルを味わう。</div><div><br></div><div>とても複雑で繊細な味。</div><div>甘くて苦くて、でも飲みやすい。</div><div>アルコールが高めなのか、胸がじんわりと温かくなる。</div><div><br></div><div>そんな中、ポケットを震わせ、1通のメールが届く。</div><div>「APOROGIES」からだ。</div><div>amazarashiの有料会員サイト。</div><div>いわゆるアーティストのファンクラブサイトからだ。</div><div>毎年、誕生日にメッセージが届く。</div><div>その内容にも少し目が潤んだが、今日この後にも会えると考えると、また胸が熱くなる思いに駆られた。</div><div><br></div><div>そんなこんなで、カクテル二杯注いだだけでトロンとしてきた。</div><div>カクテルを作ってくれた店員さんと「今日誕生日なんです〜」「え！早く言ってくださいよー！」なんてたわいのない会話をしてたらもう店を出る時間。</div><div><br></div><div>感謝の意を手書きで残して席を後にする。</div><div><br></div><div>お店を出たところに、一人でロースタリーに来たと思われる外国人の女性が自撮りをしていたので、写真撮りましょうか？と声を掛けた。</div><div>撮ってあげたら嬉しそうにしていたので、心もほっこり、良い一日をお過ごしください、と見送ったところで時間に追われている事を思い出した。</div><div>いかん。</div><div><br></div><div>10分遅れで先ほど予約したマッサージ店に着く。</div><div>事前に遅れますと電話で伝えていたので、お店の方もスムーズに通してくれた。</div><div>懐が深い。</div><div><br></div><div>担当してくれたのは期待していたようなプリプリなお兄さん！ではなく熟年のおじさまだったのだが、これはこれでアリか、なんて考えていたのもつかの間。</div><div>玄人のマッサージは一味違う。</div><div>マッサージってのはこんなにため息が出るほど気持ちの良いものだったのか。</div><div><br></div><div>最高にリフレッシュして、また来ようと思いながらお店を後に。</div><div><br></div><div>次の目的地は代官山にある。</div><div>ぼちぼちランチ時だ。</div><div><br></div><div>ん、あれ、こんなに荷物軽かったっけ。</div><div>代官山駅の改札を出たタイミングでマッサージ店に傘を忘れた事を思い出した。</div><div>焦ると言うより、先ほどとは別の意味でため息が出た。</div><div>仕方がない。</div><div>泣く泣く中目黒と代官山を往復する羽目に。</div><div><br></div><div>さて、気を取り直して代官山。</div><div>ふたつ目の目的地はこれまでもう何度足を運んだか分からない。</div><div><br></div><div>「スプリングバレーブルワリー東京」</div><div><br></div><div>キリン系列の醸造所を併設するクラフトビールレストラン。</div><div>新しいビール・カルチャーの発信基地。</div><div>実はディナーではよく利用するものの、ランチでの利用は初めて。</div><div>忘れ物のせいで余計な時間を掛けてしまったので、少し遅めのランチだ。</div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: 100%;">といっても、ここでも飲酒が主な目的だ。</span><br></div><div><br></div><div>ブルワリー定番の6種コアシリーズの中でも、「496」が俺の一番のお気に入り。</div><div>この豊潤な香りと微かな甘み、そしてキレのある苦味。</div><div>既存のどのビアスタイルにも属さない、完全数「496」の名に恥じない唯一無二の味わいだ。</div><div><br></div><div>しかもここ、ブルワリーの店舗ではビールに更なる風味や香りをカスタマイズできる、世界に4台しかない専用の高機能サーバー「ビアインフューザー」がある。</div><div>これ一台でフェラーリ1台買えてしまうとかどうとか。</div><div><br></div><div>俺のお気に入りの「496」もカスタマイズできるそうなので、毎度の事だが早速頼んでみる。</div><div>……が、どうやら機械の調子が悪いらしい。</div><div>この日初めての稼働らしいのだが、どうしたものだろう。</div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: 100%;">希少ゆえに直せるスタッフも少ないらしい。</span><br></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: 100%;"><br></span></div><div>俺が誕生日だと伝えてあったこともあってか、スタッフの方々が別のビールの飲み比べを無償で提供してくれた、3種類ほど。</div><div>優しい。。</div><div>すでにほろ酔い状態だったので、これでも十分満足、と言ったところで機械も無事直ったようだ。</div><div><br></div><div>通常の「496」と香り付けされた「496」をこれまた飲み比べ。</div><div>流石に飲み過ぎてしまったかもしれない。</div><div><br></div><div>十分に楽しんだところで、そろそろ本日のメインディッシュが近づいてきた。</div><div>何を隠そう、今回のメインディッシュはamazarashiのライブツアー「未来になれなかった全ての夜に」である。</div><div>渋谷から徒歩圏内にあるNHKホールで開催される。</div><div><br></div><div>毎度恒例、ライブの気分を盛り上げるために、カラオケでボルテージを高めてからいこう。</div><div>代官山から渋谷に移動して、ビッグエコーに入る。</div><div><br></div><div>amazarashiはDAMにしかない、もしくはJOYSOUNDにしかない、という曲がちらちらとあるので俺は音質重視で基本はDAM、JOYSOUNDにしかない曲を歌いたいときだけJOYSOUNDを利用している。</div><div><br></div><div>ビッグエコーは高めの価格帯なのもあって比較的音質が良く、部屋も綺麗。</div><div>機種もほとんどDAMで揃えられており、エポスカードで毎回割引になるので贔屓にしている。</div><div>ちなみに、まねきねこも贔屓にしていて、こちらはDAMとJOYSOUNDどちらもあり、比較的価格が安く、その割に部屋は綺麗。</div><div>いつの間にか会員ランクがめちゃくちゃ高くなってて割引されるのも嬉しい。</div><div><br></div><div>長々と失礼した。</div><div>こだわりの強さがよく伝わったと思う。</div><div><br></div><div>もちろん歌うのはamazarashi。</div><div>声質が近い？というより、歌い方が真似しやすいし、一部の曲は苦手だが、音域もギリギリカバーできる点がありがたい。</div><div><br></div><div>不思議と喉の調子が良い。</div><div>喉が枯れ切らない程度に身体が温まったところでカラオケも終いにする。</div><div><br></div><div>ビッグエコーを出て、まっすぐライブ会場であるNHKホールへ歩いて向かう。</div><div><br></div><div>こんなところに、こんな施設があったんだなあ。</div><div>イクスピアリの裏にある舞浜アンフィシアターへライブ参戦した時の感覚に近い。</div><div>知り尽くしているようで、ひとつ通りが違うだけで知らない世界があるもんだ。</div><div><br></div><div>早めに会場入りして、会員限定のサービスを受けたり、ツアーグッズを買い漁って、もう準備万端。</div><div><br></div><div>この時点で俺の幸せ指数はMAXに近い状態だったが、これを超えるライブを披露してくれるのは目に見えている。</div><div><br></div><div>刻一刻と時間が進む。</div><div><br></div><div>会場にはグレースケールに身を包んだ人々が行き交う。</div><div>色彩の落ち着いた洋装に身を包んでいる人が多いのと、老若男女問わず、中には車椅子を漕いでる人も珍しくない。</div><div><br></div><div>日が傾いてきた頃、開場となり周囲の人々もそわそわし始めた。</div><div>俺も例に漏れず、人一倍そわそわしていた。</div><div><br></div><div>ホールというくらいだ、普段のライブ会場と違い、全席に椅子があり、これからオペラコンサートが開催されるかのような佇まい。</div><div><br></div><div>早めに自分の席に座り、スマートフォンの電源を切り、その時が来るのを待つ。</div><div><br></div><div>周囲の期待値の高まりは、席が埋まる度に増える耳打ちの木霊が物語っていた。</div>
		</div>
	
		<div>
			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/86f5b0a2191d5671c2b5964036f95146_cd9f505df0d509334ad21bb2a34e00e3.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		
]]></content></entry><entry><title><![CDATA[6.21]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6469356/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/df21ac9504178c9b6b8177a5773a9566_5cb2811472bc0d6f82ba7496ea48e6c0.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6469356</id><summary><![CDATA[俺は、静かな夜が欲しかった。  喧騒で目が覚めた。 下の階からだ。 今となってはいつものことだ。 いつからなのかは忘れてしまった。 今夜はやけに喉が乾いている。  一杯だけ。 寝床から抜け出す。 階段をひとつ降りる度に罵声が大きくなる。 言葉の１つ１つが鮮明になってくる。  あんたの浮気がどうとか、 いくら貢いだとか、 前妻との間に生まれた娘が恋しいかとか、 借金まみれだとか、 こんな生活費じゃ生きていけないだとか、 早く新しい仕事を見つけろとか、 金が何より一番大事だとか、 全部投げ出して帰国してやるとか、 辛いとか、 苦しいとか、  子供なんか作らなきゃよかったとか。 気が付いた時には、一歩足が前に出ていた。 それまでの罵声が嘘かのようにピタッと止んだ。 構わずキッチンへまっすぐ向かう。 グラスを取る。 冷蔵庫を開ける。 お茶を注ぐ。 ゴクゴクと飲み干す。 お茶を元の場所に戻す。 冷蔵庫をしめる。 グラスを洗う。 そして上の階へ戻る。 誰とも目が合う事はなかった。 罵声だけが消え去っていた。 自分の部屋の前まで戻ってきた。 喧騒が止んだからか、隣の部屋からすすり泣く声が聞こえた。 「私のせいで二人は結ばれてしまったの、ごめんね」 気配り上手で不器用に笑う彼女は、 「私、要らない子なのかな」 そう言って啜り泣いていた。  彼女が長女であって、長女でないことを知ったのは、思い返せばあの夜だ。  その日から彼らの態度はあからさまに変わっていった。 躊躇なく物を投げ、刃物を向け、 家を追い出し、家を放り出し、 母からは罵倒、 父からは無視、 挙句には、たった一要素を持って人としても扱われなくなった。  それでも俺は負けたくなかった。 あれから何日が経っただろう。 家族との縁を切ってから、夜は随分静かになったもんだ。 そう、俺はこんな静かな夜が欲しかったんだ。 勝ち取ったのだ。 でもどこか寂しい気持ちがするのは何故だろう。 「情なんてクソほどの役にも立たねえのに」 遠慮がちな舌打ちが静かな部屋に響いて、  やがて歯軋りが小さく狭い部屋を満たし始めた。  あの日の未来になった静かな夜にて。]]></summary><author><name>律</name></author><published>2019-06-20T15:00:01+00:00</published><updated>2019-06-20T15:15:01+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">俺は、静かな夜が欲しかった。&nbsp;</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">&nbsp;喧騒で目が覚めた。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">下の階からだ。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">今となってはいつものことだ。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">いつからなのかは忘れてしまった。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">今夜はやけに喉が乾いている。&nbsp;</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">&nbsp;一杯だけ。</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">&nbsp;寝床から抜け出す。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">階段をひとつ降りる度に罵声が大きくなる。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">言葉の１つ１つが鮮明になってくる。&nbsp;</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">&nbsp;あんたの浮気がどうとか、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">いくら貢いだとか、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">前妻との間に生まれた娘が恋しいかとか、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">借金まみれだとか、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">こんな生活費じゃ生きていけないだとか、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">早く新しい仕事を見つけろとか、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">金が何より一番大事だとか、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">全部投げ出して帰国してやるとか、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">辛いとか、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">苦しいとか、&nbsp;</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">&nbsp;子供なんか作らなきゃよかったとか。&nbsp;</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">気が付いた時には、一歩足が前に出ていた。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">それまでの罵声が嘘かのようにピタッと止んだ。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">構わずキッチンへまっすぐ向かう。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">グラスを取る。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">冷蔵庫を開ける。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">お茶を注ぐ。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">ゴクゴクと飲み干す。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">お茶を元の場所に戻す。</p><p style="text-align: center;">&nbsp;冷蔵庫をしめる。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">グラスを洗う。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">そして上の階へ戻る。&nbsp;</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">誰とも目が合う事はなかった。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">罵声だけが消え去っていた。&nbsp;<br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">自分の部屋の前まで戻ってきた。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">喧騒が止んだからか、隣の部屋からすすり泣く声が聞こえた。&nbsp;<br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">「私のせいで二人は結ばれてしまったの、ごめんね」&nbsp;</p><p style="text-align: center;">気配り上手で不器用に笑う彼女は、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">「私、要らない子なのかな」&nbsp;</p><p style="text-align: center;">そう言って啜り泣いていた。&nbsp;&nbsp;</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">彼女が長女であって、長女でないことを知ったのは、思い返せばあの夜だ。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">&nbsp;</p><p style="text-align: center;">その日から彼らの態度はあからさまに変わっていった。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">躊躇なく物を投げ、</p><p style="text-align: center;">刃物を向け、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">家を追い出し、</p><p style="text-align: center;">家を放り出し、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">母からは罵倒、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">父からは無視、&nbsp;</p><p style="text-align: center;">挙句には、たった一要素を持って人としても扱われなくなった。&nbsp;</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">&nbsp;それでも俺は負けたくなかった。&nbsp;</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">あれから何日が経っただろう。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">家族との縁を切ってから、夜は随分静かになったもんだ。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">そう、俺はこんな静かな夜が欲しかったんだ。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">勝ち取ったのだ。&nbsp;<br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">でもどこか寂しい気持ちがするのは何故だろう。&nbsp;</p><p style="text-align: center;">「情なんてクソほどの役にも立たねえのに」&nbsp;</p><p style="text-align: center;">遠慮がちな舌打ちが静かな部屋に響いて、&nbsp;</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">&nbsp;やがて歯軋りが小さく狭い部屋を満たし始めた。&nbsp;</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">&nbsp;あの日の未来になった静かな夜にて。</p><p style="text-align: center;"><br></p>
		</div>
	
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		<figure>
			
		<a href="https://www.youtube.com/watch?v=gxu4bHKbHII">
			<img src="https://i.ytimg.com/vi/gxu4bHKbHII/hqdefault.jpg" width="100%">
			<small><b>amazarashi　『あんたへ』</b></small>
			<br>
			<small></small>
		</a>
		</figure>
	</div><hr>
		<div>
			<p class="" style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">自分が幸せなのか、不幸せなのか。</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">今の自分は何の迷いなく、答えを出せる事に気が付いた。</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">それは忘れてはいけない過去と、</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">それに向き合ってきた自負と、</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">その延長に自分がいることを自覚しているからだ。</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">でもその下に</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">犠牲となった出来事や</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">失ってしまった代償があることを</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">俺は忘れちゃいけない。</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">正確には忘れられないんだと思うけど。</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">この歯軋りがその証拠だ。</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">後悔はしていないが、</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">後ろめたさはある。</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">そんな23歳を迎えて、俺もまだまだだなって。</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">まだまだ伸び代があるんだなって。</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">そう思う事にした。</p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p class="" style="text-align: center;" data-placeholder="">もっと大きく飛躍する一年にしよう。</p>
		</div>
	
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			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/df21ac9504178c9b6b8177a5773a9566_5cb2811472bc0d6f82ba7496ea48e6c0.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		
]]></content></entry><entry><title><![CDATA[5.31]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6344689/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/1d7d72b76ef523676f8bf7fb34706208_a8927be015c2abfa80f8f2c8929157fb.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6344689</id><summary><![CDATA[太陽が高く昇っている。クソ暑いって吐き捨てる。電車やコンビニの冷房がやけに恋しい。夏は嫌いだ。良い思い出ないし。単純に暑いし。でも夏が与えてくれる高揚感は嫌いじゃなかったりする。いや、やっぱり嫌いかも。。。今日のテーマは夏だ。日本は四季の国なんて言われるが 、正確には夏と冬の二季に なけなしの春と秋がプラスα程度に添えられているに過ぎない。夏生まれのくせに暑がりな自分としては夏が来る度に陰鬱としてそれでも青い空が好きなんだと繰り返すが、好きなアーティストはamazarashiなんて豪語してるもんだから誰も信じちゃくれない。 学生時代の夏といえばよく日焼けを作って褐色のいい好青年を演出することに成功していたのだが、今年はそうもいかないようだし、というよりお肌へのダメージが気になるし、でもUVカットクリームを塗るのは面倒だって具合で言ってることとやってることの同居はいまだに叶わない。理想を語るならば、一人でカメラとチャリを片手に島巡りをして、友達と車で海行って、山登って、浴衣を羽織って夏祭りに行って、花火に胸を打たれたような感動に触れる、そんな夏を謳歌したいところ。でも現実はそう甘くなくて、カメラとチャリは売り払ってしまったし、海や山に行く時間もお金もないし、夏祭りは仕事終わりに近所の盆踊り大会に寄って焼きそばをすする始末、感傷に浸りたくて花火ですら一人で見に行ってる。そもそも蒸し暑さで貴重な休日は動けなくなっていることが目に見えている。この夏の唯一の楽しみは、amazarashiが俺の誕生日に東京でライブツアーをやってくれることくらいなんだが、彼らがタバコを吹かして「夏が近いな」なんて言う頃には俺は汗もろとも太陽の熱で干上がってしまっているんだろう。そうこうして俺に降りかかってくる事は全部夏のせいにして今年も難を逃れているのだろうが冬も大概同じなので、仕方のないやつだと笑ってくれると嬉しい。あゝ、今年も、暑い。]]></summary><author><name>りきち</name></author><published>2019-05-31T02:30:34+00:00</published><updated>2019-05-31T16:17:29+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<p><br></p><p>太陽が高く昇っている。</p><p>クソ暑いって吐き捨てる。</p><p>電車やコンビニの冷房がやけに恋しい。</p><p><br></p><p>夏は嫌いだ。</p><p>良い思い出ないし。</p><p>単純に暑いし。</p><p><br></p><p>でも夏が与えてくれる高揚感は</p><p>嫌いじゃなかったりする。</p><p><br></p><p>いや、やっぱり嫌いかも。。。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>今日のテーマは夏だ。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p>日本は四季の国なんて言われるが 、</p><p>正確には夏と冬の二季に&nbsp;</p><p>なけなしの春と秋が</p><p>プラスα程度に添えられているに過ぎない。</p><p><br></p><p>夏生まれのくせに暑がりな自分としては</p><p>夏が来る度に陰鬱として</p><p>それでも青い空が好きなんだと繰り返すが、</p><p>好きなアーティストはamazarashiなんて</p><p>豪語してるもんだから誰も信じちゃくれない。&nbsp;<br></p><p><br></p><p>学生時代の夏といえばよく</p><p>日焼けを作って</p><p>褐色のいい好青年を演出することに成功していたのだが、</p><p>今年はそうもいかないようだし、</p><p>というよりお肌へのダメージが気になるし、</p><p>でもUVカットクリームを塗るのは面倒だって具合で</p><p>言ってることとやってることの同居は</p><p>いまだに叶わない。</p><p><br></p><p>理想を語るならば、</p><p>一人でカメラとチャリを片手に島巡りをして、<br></p><p>友達と車で海行って、山登って、</p><p>浴衣を羽織って夏祭りに行って、</p><p>花火に胸を打たれたような感動に触れる、</p><p>そんな夏を謳歌したいところ。</p><p><br></p><p>でも現実はそう甘くなくて、</p><p>カメラとチャリは売り払ってしまったし、</p><p>海や山に行く時間もお金もないし、</p><p>夏祭りは仕事終わりに近所の盆踊り大会に寄って焼きそばをすする始末、</p><p>感傷に浸りたくて花火ですら一人で見に行ってる。</p><p data-placeholder=""><br></p><p>そもそも蒸し暑さで貴重な休日は動けなくなっていることが目に見えている。</p><p data-placeholder=""><br></p><p>この夏の唯一の楽しみは、</p><p>amazarashiが俺の誕生日に</p><p>東京でライブツアーをやってくれることくらいなんだが、</p><p data-placeholder="">彼らが<span style="font-size: 16px; letter-spacing: 0.2px;">タバコを吹かして「夏が近いな」なんて言う頃には</span></p><p>俺は汗もろとも太陽の熱で干上がってしまっているんだろう。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">そうこうして俺に降りかかってくる事は全部夏のせいにして</p><p data-placeholder="">今年も難を逃れているのだろうが</p><p data-placeholder="">冬も大概同じなので、仕方のないやつだと笑ってくれると嬉しい。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">あゝ、今年も、暑い。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder=""><br></p>
		</div>
	
		<div>
			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/1d7d72b76ef523676f8bf7fb34706208_a8927be015c2abfa80f8f2c8929157fb.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		

		<div>
			<div>最近は雨の日が多いので、</div><div>快晴の写真を撮り逃さないことを</div><div>1番気に掛けていた、そんな5月だった。</div><div><br></div><div>6月も晴れろ、梅雨に負けるな。</div>
		</div>
	<hr>
		<div>
			<p>URL: <a href="https://youtu.be/YPDmvc1RYdc">youtu.be
					<img src="https://i.ytimg.com/vi/YPDmvc1RYdc/hqdefault.jpg" width="100%">
				</a>
			</p>
		</div>
		<div>
			<div>ついでに。</div><div>amazarashiのデビューアルバムのリード曲。</div><div>そのまんま夏の曲。</div><div>懐かしい。</div><div><br></div>
		</div>
	]]></content></entry><entry><title><![CDATA[5.17]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6254561/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/5beacd6767d6fe084cac2b4eda8082c2_d4fe5d5588f030c81e1fa9cfdea8c88b.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6254561</id><summary><![CDATA[多分、先週1週間は、いわゆる5月病ってやつで、今年もいつの間にか過ぎ去っていたんだが、いや、正確にはまだ拭い切れていないかもしれないが、俺の5月病は少しばかり面倒だ。もちろん気持ちは沈むし、身体は気怠いし、何かと空回りをする。そして、それを打開する事にひたすら躍起になる。食生活だとか、身辺環境だとか、生活習慣だとか、人間関係だとか、時間の使い方だとか、無駄はないか、不足はないか、思いつく限り全てを粗探しし始める。もちろん無駄を楽しむ心の余裕やゆとりや、不足を埋めようとする向上心や探究心はあるに越したことはないが、時間が進む限り、それに応じて自身も変化していく必要があると俺は思っている。だがTwitterなんかじゃ、俺みたいな人間は割と反感を買うみたいだ。だからというわけではないが、最近Twitterアカウントの運用の仕方をガラッと変えてみた。見たまんまだが、大人数を相手にやりとりするのは控える事にしたのだ。元々、俺は大人数での関わりというのが苦手で、例えば、学生時代のドッジボール大会とか、合唱祭とか、クラス単位以上での集まりって本当に苦手だったし、高校生に至っては気の合う仲間と文化祭を抜け駆けして隣町に繰り出していたような人種だ。実際Twitterだって、高校生から大学生前半にかけてはフォロー・フォロワー数が3桁行かないように調整しながらやっていたし、結果として、刺激は少なかったものの安定していて、自分には合っていたように思う。それを踏まえると、これは単純に、2,3年前のスタンスに戻したに過ぎないので、俺にとってさほど大きな変化ではないのだが。というより、戻すタイミングをずっと見計らっていたという方が正しいかもしれない。ただ、この1年で知り合った人が多い分、何かと周囲からの目線は気になるところではある。実際に少し離れただけで、しのごの、つべこべと、人のことを詮索する輩がいるのを見て億劫に感じてしまうあたり、やはり俺は多人数を相手にするのは向いてないし、その一人一人と対峙するほどの器は、自分にはないなと改めて悟った。他にも5月病をきっかけに諸々と生活の中身を変えたりはしているのだけど、このブログを読む可能性がある人が気になるのはたぶんTwitterの事ぐらいだろうし、日記代わりに報告した次第である。なんにせよ、学生から社会人になって、生活の内容がガラッと変わったんだから、これくらいの変化は多めに見て欲しいというのが本音だ。てな感じで、文章に牙が見え隠れしてるくらいには、まだ5月病から抜けきれていないようなので、まずは心の安定を図る事に、目先一週間は尽力してみようと思う。]]></summary><author><name>りきち</name></author><published>2019-05-18T04:00:13+00:00</published><updated>2019-05-18T04:54:19+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<p>多分、先週1週間は、いわゆる5月病ってやつで、</p><p>今年もいつの間にか過ぎ去っていたんだが、</p><p>いや、正確にはまだ拭い切れていないかもしれないが、</p><p>俺の5月病は少しばかり面倒だ。</p><p><br></p><p>もちろん気持ちは沈むし、身体は気怠いし、何かと空回りをする。</p><p>そして、それを打開する事にひたすら躍起になる。</p><p><br></p><p>食生活だとか、身辺環境だとか、生活習慣だとか、人間関係だとか、時間の使い方だとか、</p><p>無駄はないか、不足はないか、</p><p>思いつく限り全てを粗探しし始める。</p><p><br></p><p>もちろん無駄を楽しむ心の余裕やゆとりや、</p><p>不足を埋めようとする向上心や探究心はあるに越したことはないが、</p><p>時間が進む限り、それに応じて自身も変化していく必要があると俺は思っている。</p><p><br></p><p data-placeholder="">だがTwitterなんかじゃ、俺みたいな人間は割と反感を買うみたいだ。</p><p data-placeholder=""><br></p><div>だからというわけではないが、</div><div>最近Twitterアカウントの運用の仕方をガラッと変えてみた。</div><div>見たまんまだが、大人数を相手にやりとりするのは控える事にしたのだ。</div><div><br></div><div><br></div><p>元々、俺は大人数での関わりというのが苦手で、</p><p>例えば、学生時代のドッジボール大会とか、合唱祭とか、</p><p>クラス単位以上での集まりって本当に苦手だったし、</p><p>高校生に至っては気の合う仲間と文化祭を抜け駆けして</p><div>隣町に繰り出していたような人種だ。</div><p><br></p><div>実際Twitterだって、高校生から大学生前半にかけては</div><div>フォロー・フォロワー数が3桁行かないように調整しながらやっていたし、</div><div>結果として、刺激は少なかったものの安定していて、自分には合っていたように思う。</div><div><br></div><p>それを踏まえると、これは単純に、2,3年前のスタンスに戻したに過ぎないので、</p><p>俺にとってさほど大きな変化ではないのだが。</p><p>というより、戻すタイミングをずっと見計らっていたという方が正しいかもしれない。</p><p><br></p><p>ただ、この1年で知り合った人が多い分、</p><p>何かと周囲からの目線は気になるところではある。</p><p>実際に少し離れただけで、しのごの、つべこべと、</p><p>人のことを詮索する輩がいるのを見て億劫に感じてしまうあたり、</p><p>やはり俺は多人数を相手にするのは向いてないし、</p><p>その一人一人と対峙するほどの器は、自分にはないなと改めて悟った。</p><p><br></p><p>他にも5月病をきっかけに諸々と生活の中身を変えたりはしているのだけど、</p><p>このブログを読む可能性がある人が気になるのはたぶんTwitterの事ぐらいだろうし、</p><p>日記代わりに報告した次第である。</p><p><br></p><p>なんにせよ、学生から社会人になって、生活の内容がガラッと変わったんだから、</p><p>これくらいの変化は多めに見て欲しいというのが本音だ。</p><p><br></p><div>てな感じで、文章に牙が見え隠れしてるくらいには、</div><div>まだ5月病から抜けきれていないようなので、</div><div>まずは心の安定を図る事に、</div><div>目先一週間は尽力してみようと思う。</div><div><br></div><div><br></div>
		</div>
	
		<div>
			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/5beacd6767d6fe084cac2b4eda8082c2_d4fe5d5588f030c81e1fa9cfdea8c88b.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		

		<div>
			<div>本日の空模様。</div><div><br></div><div>ランニング、ぼちぼち本格化しようと思って走ったら、次の日ガッツリ筋肉痛で先が思いやられた、そんな晴れの日だった。</div>
		</div>
	]]></content></entry><entry><title><![CDATA[大樹の語り草]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6240645/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/8e32a0dcb2aa3e0d6b28d22af98f4268_05f5639c3032f904385e0c9ead292a0f.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6240645</id><summary><![CDATA[私は何でも知っている世界の何でも知っているたとえば、私の背にもたれている彼女はクラスメイトに恋をしていることそれを伝えられないでいることたとえば、私の腰元で涼んでいる彼は余命を宣告されたばかりだと言うこと夢は叶わなかったということ彼らはとても愛らしい私より脆く、儚く、そして懸命だ私はせめて腕を伸ばして彼らを精一杯包んでやろう私は何でも知っている世界の何でも知っているたとえば、私の肩に留まった彼は生き別れの弟を探して旅をしていること弟もまた彼を探していることたとえば、私の足元で怯えている彼は母親に虐待されていたということ母親もまた夫に罵倒されていたということ彼らはとてもいじらしい私より弱く、小さく、そして愛情深い私は静かに佇んで彼らに寄り添う事しか出来ないが私は何でも知っている世界の何でも知っている私の観えている景色が私の世界の全てだから今日も誰かがここに来る私よりずっと、ずっと、可能性に満ちた者達だ]]></summary><author><name>りきち</name></author><published>2019-05-15T06:30:06+00:00</published><updated>2019-05-15T06:42:28+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<p style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><div style="text-align: center;">私は何でも知っている<br></div><div style="text-align: center;">世界の何でも知っている</div><p><br></p><div style="text-align: center;">たとえば、私の背にもたれている彼女は</div><div style="text-align: center;">クラスメイトに恋をしていること</div><div style="text-align: center;">それを伝えられないでいること</div><p><br></p><div style="text-align: center;">たとえば、私の腰元で涼んでいる彼は</div><div style="text-align: center;">余命を宣告されたばかりだと言うこと</div><div style="text-align: center;">夢は叶わなかったということ</div><p><br></p><p><br></p><div style="text-align: center;">彼らはとても愛らしい</div><div style="text-align: center;">私より脆く、儚く、そして懸命だ</div><p><br></p><div style="text-align: center;">私はせめて腕を伸ばして</div><div style="text-align: center;">彼らを精一杯包んでやろう</div><div style="text-align: center;"><br></div><p><br></p><p><br></p><div style="text-align: center;">私は何でも知っている</div><div style="text-align: center;">世界の何でも知っている</div><div style="text-align: center;"><br></div><div style="text-align: center;">たとえば、私の肩に留まった彼は</div><div style="text-align: center;">生き別れの弟を探して旅をしていること</div><div style="text-align: center;">弟もまた彼を探していること</div><div style="text-align: center;"><br></div><div style="text-align: center;">たとえば、私の足元で怯えている彼は</div><div style="text-align: center;">母親に虐待されていたということ</div><div style="text-align: center;">母親もまた夫に罵倒されていたということ</div><p><br></p><p><br></p><div style="text-align: center;">彼らはとてもいじらしい</div><div style="text-align: center;">私より弱く、小さく、そして愛情深い</div><div style="text-align: center;"><br></div><div style="text-align: center;">私は静かに佇んで</div><div style="text-align: center;">彼らに寄り添う事しか出来ないが</div><p><br></p><p><br></p><div style="text-align: center;"><br></div><div style="text-align: center;">私は何でも知っている</div><div style="text-align: center;">世界の何でも知っている</div><p><br></p><div style="text-align: center;">私の観えている景色が私の世界の全てだから</div><div style="text-align: center;"><br></div><div style="text-align: center;">今日も誰かがここに来る</div><div style="text-align: center;">私よりずっと、ずっと、可能性に満ちた者達だ</div><div style="text-align: center;"><br></div><div style="text-align: center;"><br></div><div style="text-align: center;"><br></div>
		</div>
	
		<div>
			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/8e32a0dcb2aa3e0d6b28d22af98f4268_05f5639c3032f904385e0c9ead292a0f.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		
]]></content></entry><entry><title><![CDATA[烏]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6237129/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/cd47c9043f765884785be224030f05ea_d092cf3687866759cb220b13706ffd43.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6237129</id><summary><![CDATA[寂れた街の暮れの頃　古ぼけた田舎臭さもここまで連れあるけば　夜も日も明けないとうの昔の恋煩いも　ちっぽけな罪悪感もこの景色に身を委ねれば　少しはましになるもんだ道すがら　旅人胸中を悟りながら　なおも知らない振り僕は影法師になって綺麗な輪郭だけ残していこう喫茶で珈琲が薫る頃　何百回目かの名残惜しさもここまで切り捨てれば　歯牙にも掛けない深く溶け込ませた　情熱も慟哭も 一思いに飲み干して　重い腰をあげる通りすがり　旅人後悔をぶら下げながら　なおも虚勢を張り弱さは影法師に託して夜の中に置いていこう四季は巡るが　人生は一方通行だどうせなら君と一緒がいいのだけれど天邪鬼な僕だから　また君を置いていくのだろう当て所なく　旅人孤独とは　君の存在と紙一重だ空に滲んで消えた影法師この旅路に帰路などない]]></summary><author><name>りきち</name></author><published>2019-05-14T15:00:18+00:00</published><updated>2019-05-15T06:37:33+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<p><br></p><p><br></p><p style="text-align: center;">寂れた街の暮れの頃　<span style="font-size: 16px; letter-spacing: 0.2px;">古ぼけた田舎臭さも</span></p><p style="text-align: center;">ここまで連れあるけば　<span style="font-size: 16px; letter-spacing: 0.2px;">夜も日も明けない</span></p><p style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p style="text-align: center;">とうの昔の恋煩いも　<span style="font-size: 16px; letter-spacing: 0.2px;">ちっぽけな罪悪感も</span></p><p style="text-align: center;">この景色に身を委ねれば　<span style="font-size: 16px; letter-spacing: 0.2px;">少しはましになるもんだ</span></p><p style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">道すがら　旅人</p><p style="text-align: center;">胸中を悟りながら　<span style="font-size: 16px; letter-spacing: 0.2px;">なおも知らない振り</span></p><p style="text-align: center;">僕は影法師になって</p><p style="text-align: center;">綺麗な輪郭だけ残していこう</p><p style="text-align: center;" data-placeholder=""><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">喫茶で珈琲が薫る頃　何百回目かの名残惜しさも</p><p style="text-align: center;">ここまで切り捨てれば　歯牙にも掛けない</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">深く溶け込ませた　情熱も慟哭も</p><p style="text-align: center;">&nbsp;一思いに飲み干して　重い腰をあげる</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">通りすがり　旅人</p><p style="text-align: center;">後悔をぶら下げながら　なおも虚勢を張り</p><p style="text-align: center;">弱さは影法師に託して</p><p style="text-align: center;">夜の中に置いていこう</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">四季は巡るが　人生は一方通行だ</p><p style="text-align: center;">どうせなら君と一緒がいいのだけれど</p><p style="text-align: center;">天邪鬼な僕だから　また君を置いていくのだろう</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;">当て所なく　旅人</p><p style="text-align: center;">孤独とは　君の存在と紙一重だ</p><p style="text-align: center;">空に滲んで消えた影法師</p><p style="text-align: center;">この旅路に帰路などない</p><p style="text-align: center;"><br></p><p style="text-align: center;"><br></p><p class=""><br></p>
		</div>
	
		<div>
			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/cd47c9043f765884785be224030f05ea_d092cf3687866759cb220b13706ffd43.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		
]]></content></entry><entry><title><![CDATA[5.7]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6193557/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/19893314c43ae4f51f1d70e63860806f_c922c12cbeedfe396ae8d2c18e191355.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6193557</id><summary><![CDATA[世間はGWが終わったとかどうとか。こっちは変わらない毎日を過ごしてる。いや、むしろちょっとナーバスか？どこか世間と一線を画したような感覚すらある。いや、別にサービス業ならどこも似たようなものだろうが。さて、最近元気がないのだが、最近の失敗談でも綴ることにする。ちょっとした反省文のつもり。先日、久々に車の運転をしてだな。初めて警察に御用になってしまったのだ。レンタカー返却時間がギリギリで帰宅を急いていたのもあるが、ナビの表示通りに転回した区域が転回禁止だった。初めてパトカーから、「そこの車、止まりなさい」を言われた。初体験ってワクワクするもんかと思ってたけど違ったな、あっ、、、諦観、、、。って感じ。結局、違反金6000円取られたし、予約延長で1時間分の追加料金も取られた。金欠マンにはなかなかの痛手だったし、何よりこれまでの違反０記録が潰えてしまったのが辛かった。もちろん、これで終わらないのが俺という人間で。後日、その違反金を払った日にもまた別の事件があってだな、仕事中に損失を出してしまったのだ。会計業務も慣れてきたばかりの頃合いだったのだが、この日の締めの間際、急に駆け込み客が殺到した。さっきまでの落ち着きはなんだったんだってぐらい。まだ容量が悪く、レジを回すので手一杯だったこのタイミングで事件が起きた。レジ会計中に、お客様から2万円を受け取った。間違いなく確認をした。2万円ですね。しかしレジで入力していると、おかしい、手元に1万円が3枚ある。あ、お客様、1万円過剰でしたので、お返ししますね。後に、現金棚卸をして発覚。あれは過剰分じゃない、直前の会計の預かり金だった。取引明細で見直して、確信した。だが、お客様はとうに帰ってしまっているし、何しろ証拠がない。6000円の違反金を支払った直後に1万円という今まで聞いたこともない額を損失してしまった。しかも、実は社員になってから初めて社員俺一人で職場を回す日だったんよな。流石に応えたね。社員が足を引っ張ってどうする。あー、、、謹慎しよう、ってレベル。まじで頭痛くなったかんな。他にも失態といえば、、、おっとこれ以上は俺のメンタルが保たないな。なんにせよ、新社会人生活に浮かれてんのか、足元ばかり掬われる。令和早々、そういや自分は欠陥人間だったなあなんて思い知らされるが、これでくよくよしてる方が勿体無いので、失敗を取り返せるくらいにもっと頑張るしかないな。出来損ないには、出来損ないのやり方があるんだ。なんて強がっていても、内心ひどく落ち込んでいるので今度遊ぶ人は慰めてくれると嬉しい。]]></summary><author><name>りきち</name></author><published>2019-05-07T23:00:58+00:00</published><updated>2019-05-08T00:29:34+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<p><br></p><p>世間はGWが終わったとかどうとか。</p><p>こっちは変わらない毎日を過ごしてる。</p><p data-placeholder="">いや、むしろちょっとナーバスか？</p><p>どこか世間と一線を画したような感覚すらある。</p><p>いや、別にサービス業ならどこも似たようなものだろうが。</p><p data-placeholder=""><br></p><p>さて、最近元気がないのだが、</p><p>最近の失敗談でも綴ることにする。</p><p data-placeholder=""><br></p><p><br></p><p>ちょっとした反省文のつもり。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">先日、久々に車の運転をしてだな。</p><p data-placeholder="">初めて警察に御用になってしまったのだ。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">レンタカー返却時間がギリギリで帰宅を急いていたのもあるが、</p><p data-placeholder="">ナビの表示通りに転回した区域が転回禁止だった。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">初めてパトカーから、</p><p data-placeholder="">「そこの車、止まりなさい」</p><p data-placeholder="">を言われた。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">初体験ってワクワクするもんかと思ってたけど違ったな、</p><p data-placeholder="">あっ、、、諦観、、、。</p><p data-placeholder="">って感じ。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">結局、違反金6000円取られたし、</p><p data-placeholder="">予約延長で1時間分の追加料金も取られた。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">金欠マンにはなかなかの痛手だったし、</p><p data-placeholder="">何よりこれまでの違反０記録が潰えてしまったのが辛かった。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">もちろん、これで終わらないのが俺という人間で。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">後日、その違反金を払った日にもまた別の事件があってだな、</p><p data-placeholder="">仕事中に損失を出してしまったのだ。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">会計業務も慣れてきたばかりの頃合いだったのだが、この日の<span style="-webkit-text-size-adjust: 100%;">締めの間際、急に駆け込み客が殺到した。</span></p><p data-placeholder="">さっきまでの落ち着きはなんだったんだってぐらい。</p><p data-placeholder="">まだ容量が悪く、レジを回すので手一杯だったこのタイミングで事件が起きた。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">レジ会計中に、お客様から2万円を受け取った。</p><p data-placeholder="">間違いなく確認をした。</p><p data-placeholder="">2万円ですね。</p><p data-placeholder="">しかしレジで入力していると、おかしい、手元に1万円が3枚ある。</p><p data-placeholder="">あ、お客様、1万円過剰でしたので、お返ししますね。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">後に、現金棚卸をして発覚。</p><p data-placeholder="">あれは過剰分じゃない、直前の会計の預かり金だった。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">取引明細で見直して、確信した。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">だが、お客様はとうに帰ってしまっているし、</p><p data-placeholder="">何しろ証拠がない。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">6000円の違反金を支払った直後に</p><p data-placeholder="">1万円という今まで聞いたこともない額を損失してしまった。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">しかも、実は社員になってから初めて社員俺一人で職場を回す日だったんよな。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">流石に応えたね。</p><p data-placeholder="">社員が足を引っ張ってどうする。</p><p data-placeholder="">あー、、、謹慎しよう、ってレベル。</p><p data-placeholder="">まじで頭痛くなったかんな。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">他にも失態といえば、、、おっとこれ以上は俺のメンタルが保たないな。</p><p data-placeholder=""><span style="font-size: 16px; letter-spacing: 0.2px;">なんにせよ、新社会人生活に浮かれてんのか、足元ばかり掬われる。</span><br></p><p data-placeholder="">令和早々、そういや<span style="font-size: 16px; letter-spacing: 0.2px;">自分は欠陥人間だったなあなんて思い知らされるが、</span></p><p data-placeholder="">これでくよくよしてる方が勿体無いので、</p><p data-placeholder="">失敗を取り返せるくらいにもっと頑張るしかないな。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">出来損ないには、出来損ないのやり方があるんだ。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">なんて強がっていても、内心ひどく落ち込んでいるので</p><p data-placeholder="">今度遊ぶ人は慰めてくれると嬉しい。</p><p data-placeholder=""><br></p>
		</div>
	
		<div>
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		</div>
		

		<div>
			<div>令和初日から雨続きだった。</div><div>心の中も雨マーク気味だが、こういう時こそ口ずさむべきだ。</div><div><br></div><div>俺は晴れ男なんだと。</div><div><br></div>
		</div>
	<hr>
		<div>
			<div><br></div><div>P.S.</div><div><br></div><div>Lea Micheleが3rdアルバムを出す？らしい投稿がインタグラムに上がっていたので気分が舞い上がっている。</div><div><br></div><div>1stアルバムはポップでパワフルな楽曲が多くて、ある意味Leaらしくない？どっちかっていうとRachelっぽい？と個人的には思ってたんだけど、久々に歌詞を読みながら聴いたら、案外いい曲だなって思った。</div><div><br></div><div>I chose suffering and pain in the falling rain</div><div>I know, I gotta get out into the world again</div><div><br></div><div>よし、もう一歩足を踏み出して、がんばろう。</div>
		</div>
	
		<div>
			<p>URL: <a href="https://youtu.be/H-KhJmh074A">youtu.be
					<img src="https://i.ytimg.com/vi/H-KhJmh074A/hqdefault.jpg" width="100%">
				</a>
			</p>
		</div>]]></content></entry><entry><title><![CDATA[4.30]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6136262/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/3845dcb4af95746c6d7547b93c90f261_fca5ff52d8de86c8442d2f7b0a39ba08.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6136262</id><summary><![CDATA[GW真っ只中。10連休。皆さん、お出掛けはどちらまで？ああ、いいな、日頃の疲れを癒しておいで。まぁ、こちとらサービス業なのでそんなもの存在しないが。さて。GWという事は、TRPの時期だと認識してる方もいるかも知れない。TRP、東京レインボープライド。いわゆる性的マイノリティ・LGBTの祭典なんて呼ばれ方もあるのだが、（性的マイノリティの存在を社会に広める、という趣旨も含んでいるので、あながち間違ってはいないのだが）ヘテロセクシュアルやレズビアン、ゲイ、バイセクシュアルをはじめとした性的指向、シスジェンダーやトランスジェンダー、エックスジェンダーをはじめとした性自認など、その数や割合の大きさ関係なく、また多様な性のあり方のいかんを問わず、すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現を祈願するイベント、というのが本来の趣旨だろう。「"性"と"生"の多様性」を祝福するこのイベントは、毎年、桜が散って青々としてきた代々木公園で開催される。俺自身、所属していた団体の関係で3年前くらいから、毎年、足を運んでいる。当時はブースを運営するスタッフの一員だったが、最近はもっぱら客の立場で参加し、同じ団体のメンバーや恩人・友人たちと邂逅できる唯一の場だと考えている。若さと熱情を振りかざして、駆け抜け得られた経験。大きな失敗と、大きな成長をもたらしてくれた、取り返せないが掛け替えのない時間。自分という人間の芯と限界。つまり、今の自分を形作るに至った無類の得難い要因たち。そしてその時、一緒に努力し支えあってくれた人たちの姿を、まざまざと思い出させられる。そういえば、俺自身の性的指向がマイノリティに属する事は、家族にも、友人にも、そして仕事場でも、カミングアウトしているが、そこに至るまでの決意や背景はあまり語ってきてはいなかったように思う。いい機会だし、暇な人は聞いてって。ーーー遡る事、中学生。当時の自分はまだゲイとか同性愛とか云々の前に、性について無頓着だった。だから、初めてクラスメイトの男の子に想いをぶつけられた時は一思いに拒絶してしまった。「気持ち悪い」その子とは一定以上の距離をとった。進学先も違ったし、もう会うこともないだろうと思った。高校生になり、保育園の頃から幼馴染みである女の子の恋人を持つも、自身が同性に惹かれることが徐々に明白になっていった。修学旅行中に抜け駆けして初めてリアルした事、放課後に彼女に黙ってドライブデートをした事、東京に一人で遊びに行った事、同い年の男の子に勢い余ってキスした事。そのどれもが田舎者の自分にとっては新鮮で、美しくて、自分への嫌悪感ばかりが募っていった。受験期。「おい、こっちに来い」部屋で勉強中、不意に母親から呼び出しをくらった。先に断りを入れるが、もともと家族とは犬猿の仲だ。促されたのは自身のパソコンの前。肌色の映像と流れる喘ぎ声。しかも男性同士のもの。履歴の一部を消し損ねていたようだ。「気持ち悪い」何の心の準備もしていなかった。あの日自分が吐いた言葉と、同じ言葉を、母親から言われるとは思わなかった。「あぁ、だから何？」そう言ってまた距離を置いた。俺の秘密は、その日の家族会議で瞬く間に家族全員に知れ渡ってしまった。家族とは口を利かなくなった。いや、利けなくなった。「気持ち悪い」そう耳打ちされるたびに、洗面台でなんどもなんども手を洗った。気持ち悪くなんかない、気持ち悪くなんかない。そう思っても蛇口の水は止まらなかった。それからしばらく過ぎた頃だろうか、家に一通の封筒が届いた。とうに忘れていた、クラスメイトだった男の子の、訃報。彼は大人になる前に自ら命を絶ってしまった。理由は知らない。何か深い訳があったんだろう。そう思おうにも、彼の秘密を間違いなく俺は知っている。それを否定してしまったのは、間違いなく俺。同じ理由で家族から今まさに否定されているのも、間違いなく俺。自分への嫌悪感が抑えきれなくなった。センター試験直前だった。彼女と別れた。彼女は泣いていた。大学進学の試験はめちゃくちゃだった。先生から浪人を勧められたが、なんとか受かった滑り止めの大学への進学を口実に、美しい思い出と、嫌悪の蔓延る町と、亀裂の入った家庭環境から逃げるようにして上京した。もう同性を好きになるのは辞めよう。そう息巻いたところで、やはり自分は男性が好きなままだった。そうこうして燻っている大学生活の中で出会った団体が、先に話に出した団体だ。小学校〜大学、教職員研修、地方・行政団体、企業などへ出向き、多様な性のあり方について考えを促す講演を行ったり、道徳の授業で使える教材を作ったり、イベント運営や就職支援なんかも行なっている。最初はマイナス要素でしかない自身の要素をプラスに還元できるなら、くらいの思いで始めた。しかし、活動の中で「教えてくれてありがとう」「生きててくれてありがとう」と言ってもらえて、あぁ、やっぱり、悪い事じゃないんだと、生まれて初めて心から思えた。そんな言葉たちに触れる中で、少しずつ俺の中でひとつの意識が芽生えた。クラスメイトだった彼がこの世を去った理由を測り知ることは今更不可能だろうが、せめて彼が報われてほしいと願う。なら俺がしなきゃいけない事は、ゲイであっても笑って生きていくことができるんだと、ゲイである俺が言い張る事だ。ゲイである自分の存在が周囲に認められる事だ。それがいつしか実になれば、クラスメイトだった彼だけじゃなく、今を生きている、そしてこれからを生きていく、様々な背景を持つ人、そしてあの日挫けてしまった自分自身をも肯定できるんじゃないかと信じている。今では、当時の彼女や地元の友人、家族など、俺に関わるほぼすべての人へ改めてカミングアウトをしているが、現在に至るまで、全ての選択が正しかったとは思わない。ここでは語りきれないほど、たくさんの間違いや失敗を経験してきた。だからあくまで、どこにでもいる一人の人間の、どこにでもある戯言だと思ってくれていい。むしろその方がずっと気楽だ。大げさなことじゃなく、ありふれた些細なことなんだと、どこにでも、誰にでも、ありうる光景なんだと、今の社会では難しいかもしれないけど、まずは自分の周りから。ーーー平成最終日、東京に遊びに来てくれた地元の友人たちと昔話をした。そんなこともあったなって。バカみたいに笑えた。せめてあんたらがこの先の10年後も笑って生きていてくれることを祈って、手紙を書いたよ。らしくねえだろ。]]></summary><author><name>りきち</name></author><published>2019-04-30T01:00:47+00:00</published><updated>2019-04-30T01:37:01+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<p>GW真っ只中。</p><p>10連休。</p><p>皆さん、お出掛けはどちらまで？</p><p>ああ、いいな、日頃の疲れを癒しておいで。</p><p><br></p><p>まぁ、こちとらサービス業なのでそんなもの存在しないが。</p><p><br></p><p><br></p><p>さて。</p><p>GWという事は、TRPの時期だと認識してる方もいるかも知れない。</p><p><br></p><p>TRP、東京レインボープライド。</p><p>いわゆる性的マイノリティ・LGBTの祭典なんて呼ばれ方もあるのだが、</p><p>（性的マイノリティの存在を社会に広める、という趣旨も含んでいるので、あながち間違ってはいないのだが）</p><p>ヘテロセクシュアルやレズビアン、ゲイ、バイセクシュアルをはじめとした性的指向、</p><p>シスジェンダーやトランスジェンダー、エックスジェンダーをはじめとした性自認など、</p><p>その数や割合の大きさ関係なく、また多様な性のあり方のいかんを問わず、</p><p>すべての人が、より自分らしく誇りをもって、</p><p>前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現を祈願するイベント、</p><p>というのが本来の趣旨だろう。</p><p><br></p><p>「"性"と"生"の多様性」を祝福するこのイベントは、</p><p>毎年、桜が散って青々としてきた代々木公園で開催される。</p><p><br></p><p>俺自身、所属していた団体の関係で3年前くらいから、毎年、足を運んでいる。</p><p><br></p><p>当時はブースを運営するスタッフの一員だったが、最近はもっぱら客の立場で参加し、同じ団体のメンバーや恩人・友人たちと邂逅できる唯一の場だと考えている。</p><p><br></p><p>若さと熱情を振りかざして、駆け抜け得られた経験。</p><p>大きな失敗と、大きな成長をもたらしてくれた、取り返せないが掛け替えのない時間。</p><p>自分という人間の芯と限界。</p><p>つまり、今の自分を形作るに至った無類の得難い要因たち。</p><p>そしてその時、一緒に努力し支えあってくれた人たちの姿を、まざまざと思い出させられる。</p><p><br></p><p>そういえば、俺自身の性的指向がマイノリティに属する事は、</p><p>家族にも、友人にも、そして仕事場でも、カミングアウトしているが、</p><p>そこに至るまでの決意や背景はあまり語ってきてはいなかったように思う。</p><p><br></p><p>いい機会だし、暇な人は聞いてって。</p><p><br></p><p>ーーー</p><p><br></p><p>遡る事、中学生。</p><p>当時の自分はまだゲイとか同性愛とか云々の前に、性について無頓着だった。</p><p>だから、初めてクラスメイトの男の子に想いをぶつけられた時は一思いに拒絶してしまった。</p><p><br></p><p>「気持ち悪い」</p><p><br></p><p>その子とは一定以上の距離をとった。</p><p>進学先も違ったし、もう会うこともないだろうと思った。</p><p><br></p><p>高校生になり、保育園の頃から幼馴染みである女の子の恋人を持つも、</p><p>自身が同性に惹かれることが徐々に明白になっていった。</p><p><br></p><p>修学旅行中に抜け駆けして初めてリアルした事、</p><p>放課後に彼女に黙ってドライブデートをした事、</p><p>東京に一人で遊びに行った事、</p><p>同い年の男の子に勢い余ってキスした事。</p><p><br></p><p>そのどれもが田舎者の自分にとっては新鮮で、美しくて、自分への嫌悪感ばかりが募っていった。</p><p><br></p><p>受験期。</p><p>「おい、こっちに来い」</p><p>部屋で勉強中、不意に母親から呼び出しをくらった。</p><p>先に断りを入れるが、もともと家族とは犬猿の仲だ。</p><p>促されたのは自身のパソコンの前。</p><p>肌色の映像と流れる喘ぎ声。</p><p>しかも男性同士のもの。</p><p>履歴の一部を消し損ねていたようだ。</p><p><br></p><p>「気持ち悪い」</p><p><br></p><p>何の心の準備もしていなかった。</p><p>あの日自分が吐いた言葉と、同じ言葉を、母親から言われるとは思わなかった。</p><p>「あぁ、だから何？」</p><p>そう言ってまた距離を置いた。</p><p><br></p><p>俺の秘密は、その日の家族会議で瞬く間に家族全員に知れ渡ってしまった。</p><p>家族とは口を利かなくなった。</p><p>いや、利けなくなった。</p><p><br></p><p>「気持ち悪い」</p><p><br></p><p>そう耳打ちされるたびに、洗面台でなんどもなんども手を洗った。</p><p>気持ち悪くなんかない、気持ち悪くなんかない。</p><p>そう思っても蛇口の水は止まらなかった。</p><p><br></p><p>それからしばらく過ぎた頃だろうか、</p><p>家に一通の封筒が届いた。</p><p><br></p><p>とうに忘れていた、</p><p>クラスメイトだった男の子の、訃報。</p><p><br></p><p>彼は大人になる前に自ら命を絶ってしまった。</p><p>理由は知らない。</p><p>何か深い訳があったんだろう。</p><p>そう思おうにも、彼の秘密を間違いなく俺は知っている。</p><p>それを否定してしまったのは、間違いなく俺。</p><p>同じ理由で家族から今まさに否定されているのも、間違いなく俺。</p><p><br></p><p>自分への嫌悪感が抑えきれなくなった。</p><p><br></p><p>センター試験直前だった。</p><p>彼女と別れた。</p><p>彼女は泣いていた。</p><p>大学進学の試験はめちゃくちゃだった。</p><p><br></p><p>先生から浪人を勧められたが、</p><p>なんとか受かった滑り止めの大学への進学を口実に、</p><p>美しい思い出と、嫌悪の蔓延る町と、亀裂の入った家庭環境から逃げるようにして上京した。</p><p><br></p><p>もう同性を好きになるのは辞めよう。</p><p>そう息巻いたところで、やはり自分は男性が好きなままだった。</p><p><br></p><p>そうこうして燻っている大学生活の中で出会った団体が、先に話に出した団体だ。</p><p>小学校〜大学、教職員研修、地方・行政団体、企業などへ出向き、</p><p>多様な性のあり方について考えを促す講演を行ったり、</p><p>道徳の授業で使える教材を作ったり、</p><p>イベント運営や就職支援なんかも行なっている。</p><p><br></p><p>最初はマイナス要素でしかない自身の要素をプラスに還元できるなら、くらいの思いで始めた。</p><p><br></p><p>しかし、活動の中で</p><p>「教えてくれてありがとう」</p><p>「生きててくれてありがとう」</p><p>と言ってもらえて、あぁ、やっぱり、悪い事じゃないんだと、生まれて初めて心から思えた。</p><p><br></p><p>そんな言葉たちに触れる中で、少しずつ俺の中でひとつの意識が芽生えた。</p><p><br></p><p>クラスメイトだった彼がこの世を去った理由を測り知ることは今更不可能だろうが、せめて彼が報われてほしいと願う。</p><p><br></p><p>なら俺がしなきゃいけない事は、</p><p>ゲイであっても笑って生きていくことができるんだと、</p><p>ゲイである俺が言い張る事だ。</p><p>ゲイである自分の存在が周囲に認められる事だ。</p><p><br></p><p>それがいつしか実になれば、クラスメイトだった彼だけじゃなく、</p><p>今を生きている、そしてこれからを生きていく、様々な背景を持つ人、</p><p>そしてあの日挫けてしまった自分自身をも肯定できるんじゃないかと信じている。</p><p><br></p><p>今では、当時の彼女や地元の友人、家族など、</p><p>俺に関わるほぼすべての人へ改めてカミングアウトをしているが、</p><p>現在に至るまで、全ての選択が正しかったとは思わない。</p><p>ここでは語りきれないほど、たくさんの間違いや失敗を経験してきた。</p><p><br></p><p>だからあくまで、</p><p>どこにでもいる一人の人間の、どこにでもある戯言だと思ってくれていい。</p><p>むしろその方がずっと気楽だ。</p><p><br></p><p>大げさなことじゃなく、ありふれた些細なことなんだと、</p><p>どこにでも、誰にでも、ありうる光景なんだと、</p><p>今の社会では難しいかもしれないけど、</p><p>まずは自分の周りから。</p><p><br></p><p>ーーー</p><p><br></p><p>平成最終日、東京に遊びに来てくれた地元の友人たちと昔話をした。</p><p>そんなこともあったなって。</p><p>バカみたいに笑えた。</p><p>せめてあんたらがこの先の10年後も笑って生きていてくれることを祈って、手紙を書いたよ。</p><p><br></p><p>らしくねえだろ。</p>
		</div>
	
		<div>
			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/3845dcb4af95746c6d7547b93c90f261_fca5ff52d8de86c8442d2f7b0a39ba08.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		

		<div>
			<p>TRPは初日だけ参加した。</p><p>懐かしい面々と再会できて、なごましい気持ちになった。</p><p><br></p><p>平成の戯言は平成の世に置いていって。</p><p>今度は令和で会おう。</p>
		</div>
	<hr>
		<div>
			<p>P.S.</p><p><br></p><p>日記書いてて、ふと聴きたくなった曲。</p><p>19歳の自分って、3年前か。</p><p data-placeholder="">まだまだ最近なようで、すごく昔の事のように感じるな。</p>
		</div>
	
	<div>
		<figure>
			
		<a href="https://youtu.be/QjKkba5npbY">
			<img src="https://i.ytimg.com/vi/QjKkba5npbY/hqdefault.jpg" width="100%">
			<small><b>amazarashi　『ひろ　acoustic Live Ver.』</b></small>
			<br>
			<small></small>
		</a>
		</figure>
	</div>]]></content></entry><entry><title><![CDATA[4.19]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6077438/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/66a95aeac9f71cbadc3f81aea0684d77_bdf3895d5d30526c33de6e74d17ceac5.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6077438</id><summary><![CDATA[1週間が経つのは早いが、その最中にいる時は途方もなく長いように感じるってのは、何だか不思議なもんだ。え、前回の更新から1週間以上過ぎてるって？細かいことは気にすんなって。研修も終わってようやく社会人としての生活が落ち着いてきたので、ぼちぼち日記を更新しようかね。最近はもっぱら仕事に精を出していたので、如何せん趣味に時間を割けなかった。あれ、俺の趣味ってなんだっけってレベルだ。何しようかな。とりあえず、手元にあった紙とペンを手に取った。最近はアウトドアな趣味の方が多いが、「お絵かき」は多分俺の中では一番古い趣味だろう。小さな頃から絵が好きだった。理由はみんなが褒めてくれるから。…なんて事はなく、絵は幼い頃の俺にとって逃げ道でしかなかった。絵を描いている時は自分だけの世界に浸る事ができた。むしろ世界を知るのが怖かった。教科書の隅に落書きをしていたら教師に怒られた。家に帰って親に怒鳴られては、部屋にこもってまた絵を描いていた。滲んだ線がいやに情けなくて破いてまた絵を描いた。なんども、なんども。でも、生きてりゃたまには良い事もあるもんだ。絵が言葉以上に俺の想いを代弁してくれる事もあってだな。彼女ができては、嬉しくて絵を描いた。絵を描いてみせたら、嬉しいと言ってくれた。絵って、本当は人に見せて初めて価値を持つんだよな。見せられるほどの画力でもないんだけど。描きたいのは自分の事。自分を取り巻く人々の事。人の顔には人生が宿る。その瞳には物語が宿る。俺は人の顔の絵ばかり描いてきた。とりわけ瞳は丁寧に描いた。それ以外の絵はてんで描けないが。だから、正確に言うと「お絵かき」が趣味じゃないんだろうな。いや、俺にとってお絵かきが「趣味」と言うのが間違いなんだろうか。そうこうしてると絵が描き終わった。え、何の絵かって？気にすんなって。]]></summary><author><name>りきち</name></author><published>2019-04-18T17:00:47+00:00</published><updated>2019-04-22T16:39:26+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<p>1週間が経つのは早いが、その最中にいる時は途方もなく長いように感じるってのは、何だか不思議なもんだ。</p><p><br></p><p>え、前回の更新から1週間以上過ぎてるって？</p><p>細かいことは気にすんなって。</p><p><br></p><p>研修も終わってようやく社会人としての生活が落ち着いてきたので、ぼちぼち日記を更新しようかね。</p><p><br></p><p>最近はもっぱら仕事に精を出していたので、如何せん趣味に時間を割けなかった。</p><p>あれ、俺の趣味ってなんだっけってレベルだ。</p><p><br></p><p>何しようかな。</p><p><br></p><p>とりあえず、手元にあった紙とペンを手に取った。</p><p>最近はアウトドアな趣味の方が多いが、「お絵かき」は多分俺の中では一番古い趣味だろう。<br></p><p><br></p><p>小さな頃から絵が好きだった。</p><p>理由はみんなが褒めてくれるから。</p><p><br></p><p>…なんて事はなく、絵は幼い頃の俺にとって逃げ道でしかなかった。</p><p><br></p><p>絵を描いている時は自分だけの世界に浸る事ができた。</p><p>むしろ世界を知るのが怖かった。</p><p><br></p><p>教科書の隅に落書きをしていたら教師に怒られた。</p><p>家に帰って親に怒鳴られては、部屋にこもってまた絵を描いていた。</p><p data-placeholder="">滲んだ線がいやに情けなくて破いてまた絵を描いた。</p><p data-placeholder="">なんども、なんども。</p><p data-placeholder=""><br></p><p>でも、生きてりゃたまには良い事もあるもんだ。</p><p>絵が言葉以上に俺の想いを代弁してくれる事もあってだな。</p><p data-placeholder=""><br></p><p>彼女ができては、嬉しくて絵を描いた。</p><p>絵を描いてみせたら、嬉しいと言ってくれた。</p><p data-placeholder="">絵って、本当は人に見せて初めて価値を持つんだよな。</p><p data-placeholder="">見せられるほどの画力でもないんだけど。</p><p data-placeholder=""><br></p><p>描きたいのは自分の事。</p><p>自分を取り巻く人々の事。</p><p data-placeholder=""><br></p><p>人の顔には人生が宿る。その瞳には物語が宿る。</p><p data-placeholder=""><br></p><p>俺は人の顔の絵ばかり描いてきた。とりわけ瞳は丁寧に描いた。</p><p>それ以外の絵はてんで描けないが。</p><p data-placeholder="">だから、正確に言うと「お絵かき」が趣味じゃないんだろうな。</p><p data-placeholder=""><span style="font-size: 16px; letter-spacing: 0.2px;">いや、俺にとってお絵かきが「趣味」と言うのが間違いなんだろうか。</span></p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">そうこうしてると絵が描き終わった。</p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder=""><br></p><p data-placeholder="">え、何の絵かって？</p><p data-placeholder="">気にすんなって。</p>
		</div>
	
		<div>
			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/66a95aeac9f71cbadc3f81aea0684d77_bdf3895d5d30526c33de6e74d17ceac5.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		

		<div>
			<div>最近のお出かけは、よく晴れる。</div><div>晴れ男だから。</div>
		</div>
	<hr>
		<div>
			<div>P.S.</div><div><br></div><div>日中はすでに暑くなってきて、本当に春って一瞬だよな。</div><div>もう今年の春も去り際だが、春らしい曲をひとつ。</div>
		</div>
	
		<div>
			<p>URL: <a href="https://youtu.be/CTv9xLPu7Q8">youtu.be
					<img src="https://i.ytimg.com/vi/CTv9xLPu7Q8/hqdefault.jpg" width="100%">
				</a>
			</p>
		</div>]]></content></entry><entry><title><![CDATA[4.9]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/6033014/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/2520ddd4e78256be724329e0778e89aa_e3dbadaf1301dc241628608366c29c64.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/6033014</id><summary><![CDATA[前回の日記から1週間ほど経ったところだし、ぼちぼち日記でも書こうかね、ぼちぼち。この1週間、何がどうだったかって、取り上げるとしたら休日の素晴らしさよね。有り難み、天の恵み、思し召し。学生時代よりも贅沢に時間を使えている現状に甘ったれている。学生の時もそれなりにやることはやっていたつもりだが、如何せん休む時間がなかったようにも思う。以前ツイートしたように、学生時代は朝早起きして課題に取り組み、平日1限から大学の講義、空き時間に終わらなかった分の課題・研究、大学終わったら日付を超えるまで掛け持ちでアルバイトをし、祝日休日、クリスマスや年末年始でさえも予定さえなければ朝から深夜まで働き通した。仕送りも奨学金もなければ、頭の悪い自分には身を削って稼ぐしか生活する手段が見つけられなかったのよ。それでも余分に稼いだ分で片手間にNPOでの活動をぼちぼち、趣味もぼちぼち、友人恋人との交流にもぼちぼち、時間を割けてはいたので十分その生活には満足していたが、家でじっくり休む、という日は、果てさて確かに無かったなあと思う。ちょうど学生時代の手帳を見返してみたところだが、どの日も予定はギッチギチ。いつ休んでたの？って感じだ。なのに打って変わって、社会人になった新年度。正確には4月11日付で社員、それまでは非常勤枠だが、新年度迎えた時点で扱いは立派な社会人。4月が始まって今日までのうち、合計5日も休みだった。9日中、5日だぜ。今、手帳見返してびっくらこいたわ。ぼちぼち、どころの騒ぎじゃねえ。実のところ、社員登用試験の兼ね合いで今期の前半に15連勤した埋め合わせでもあるのだろうが。サービス業にしてはびっくりするほどホワイトな企業だなとつくづく思う。その分、最初のうちは薄給だけどな。まあいいか、非常勤の時もお世話になった自主残業の出番だ。ところで先日、彼氏との会話でハッとしたことがある。俺「次の休み、どこ行こっか？」彼「出かけるのもいいけど、家でゆっくりするのもいいんじゃない？」一見、自然な会話にも見えなくもない。しかし、俺の頭の中には"家でゆっくり"する、という選択肢自体がそもそもないことも読み取れた。何かしていなければ、動かなければ、予定を埋め尽くさなければ、無意識下の詰め込み思考。それに気付かされた瞬間だった。たまたま彼がインドア派だったこともあるが、会社の休みの多さといい、何かと詰め込み過ぎな自分をぼちぼち見つめ直せと神様から言われているようだ。あれ、神様なんてとうの昔に阿佐ヶ谷のボロアパートで首吊ったんじゃなかったっけ。いや今はそんなことどうでもいいや。もう若くないし、徐々に歩幅を緩めながら、ぼちぼち生きていこうかね、ぼちぼち。]]></summary><author><name>りきち</name></author><published>2019-04-09T12:00:55+00:00</published><updated>2019-04-09T13:52:54+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<p class="">前回の日記から1週間ほど経ったところだし、ぼちぼち日記でも書こうかね、ぼちぼち。</p><p class=""><br></p><p class="">この1週間、何がどうだったかって、取り上げるとしたら休日の素晴らしさよね。</p><p class="">有り難み、天の恵み、思し召し。</p><p class="">学生時代よりも贅沢に時間を使えている現状に甘ったれている。</p><p class=""><br></p><p class="">学生の時もそれなりにやることはやっていたつもりだが、如何せん休む時間がなかったようにも思う。</p><p class="">以前ツイートしたように、学生時代は朝早起きして課題に取り組み、平日1限から大学の講義、空き時間に終わらなかった分の課題・研究、大学終わったら日付を超えるまで掛け持ちでアルバイトをし、祝日休日、クリスマスや年末年始でさえも予定さえなければ朝から深夜まで働き通した。</p><p class="">仕送りも奨学金もなければ、頭の悪い自分には身を削って稼ぐしか生活する手段が見つけられなかったのよ。</p><p class="">それでも余分に稼いだ分で片手間にNPOでの活動をぼちぼち、趣味もぼちぼち、友人恋人との交流にもぼちぼち、時間を割けてはいたので十分その生活には満足していたが、家でじっくり休む、という日は、果てさて確かに無かったなあと思う。</p><p class="">ちょうど学生時代の手帳を見返してみたところだが、どの日も予定はギッチギチ。</p><p class="">いつ休んでたの？って感じだ。</p><p class=""><br></p><p class="">なのに打って変わって、社会人になった新年度。</p><p class="">正確には4月11日付で社員、それまでは非常勤枠だが、新年度迎えた時点で扱いは立派な社会人。</p><p class="">4月が始まって今日までのうち、合計5日も休みだった。</p><p class="">9日中、5日だぜ。</p><p class="">今、手帳見返してびっくらこいたわ。</p><p class="">ぼちぼち、どころの騒ぎじゃねえ。</p><p class="">実のところ、社員登用試験の兼ね合いで今期の前半に15連勤した埋め合わせでもあるのだろうが。</p><p class="">サービス業にしてはびっくりするほどホワイトな企業だなとつくづく思う。</p><p class="">その分、最初のうちは薄給だけどな。</p><p class="">まあいいか、非常勤の時もお世話になった自主残業の出番だ。</p><p class=""><br></p><p class="">ところで先日、彼氏との会話でハッとしたことがある。</p><p class=""><br></p><p class="">俺「次の休み、どこ行こっか？」</p><p class="">彼「出かけるのもいいけど、家でゆっくりするのもいいんじゃない？」</p><p class=""><br></p><p class="">一見、自然な会話にも見えなくもない。</p><p class="">しかし、俺の頭の中には"家でゆっくり"する、という選択肢自体がそもそもないことも読み取れた。</p><p class="">何かしていなければ、動かなければ、予定を埋め尽くさなければ、無意識下の詰め込み思考。</p><p class="">それに気付かされた瞬間だった。</p><p class="">たまたま彼がインドア派だったこともあるが、会社の休みの多さといい、何かと詰め込み過ぎな自分をぼちぼち見つめ直せと神様から言われているようだ。</p><p class="">あれ、神様なんてとうの昔に阿佐ヶ谷のボロアパートで首吊ったんじゃなかったっけ。</p><p class="">いや今はそんなことどうでもいいや。<br></p><p class=""><br></p><p class="">もう若くないし、徐々に歩幅を緩めながら、ぼちぼち生きていこうかね、ぼちぼち。</p>
		</div>
	
		<div>
			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/2520ddd4e78256be724329e0778e89aa_e3dbadaf1301dc241628608366c29c64.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		

		<div>
			<p>本日も晴天。</p><p>ぼちぼちって言いたいだけの日だった。</p>
		</div>
	]]></content></entry><entry><title><![CDATA[4.1]]></title><link rel="alternate" href="https://roxy.amebaownd.com/posts/5981880/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/63dd146a3bd73adc1540043e22fdaf3d_29e12c381b8f06c3fb546ee8a6942caf.jpg"></link><id>https://roxy.amebaownd.com/posts/5981880</id><summary><![CDATA[エイプリルフール。まどろっこしいのなんのって。いとも容易く騙される人間なので、今日という日はいつも以上に慎ましく生きねば。なんて背を丸めるほどできた人間でもないので、何かの抵抗に新しいことを始めようと毎年この時期思うのだが、まったく何に抵抗しているのか、得体が知れない。そう言って手を出した事はだいたい3ヶ月と経たないうちに飽きてしまっているので、この日記も大概そうだろう。しかし筆をとってしまったのなら仕方がない、何を書くべきか、とりあえずベッドに潜り込んでかれこれ2.5時間くらい眠れないぞと今の状況をつらつらと綴ったところで焼け石に水だ。まあいいか、駄文をこねくり回すのも面白い。とはいえ何か話題を、そうだな、月替わりだし先月の振り返りをするには丁度いいかもしれない。3月は色々とめまぐるしかった。主に就職関係。元々、同学年から卒業が3年遅れる事になっていて、それを以前からバイト先の上長に相談していた。上長はえらく気に掛けてくださったようで、人事に例外として掛け合ってくださっていたらしい。そして唐突に社員登用試験の声が掛かったのが3月月初。受けるか見送るかの返答の猶予が僅か3日。社員になる事を決めてからは試験対策やWEB試験に追われ、月の中旬にプレゼンテーション発表を含む採用試験の面談。試験が終わったら終わったで社員に向けた教育が始まり、月末に合格通知。4月11日付けで、非常勤から正社員へ。晴れて新年度から社会人。中距離走を一気に駆け抜けたような日々だった。ありえない事がふと現実になるもんで、まったく人生ってやつは憎い。おかげでようやく事の成り行きを家族や中学〜大学の友人、恩師にも伝える事が出来た。ここが終わりで始まりである事には変わりないのだろうが、少し一休みしたいものだ。なんてタイミングでamazarashiのキャリア初の武道館ライブの映像が解禁されたりするもんだから人生はやはり憎い。他にも良い事が諸々あったのだけれど、それはまた別のお話。なんて書いてるうちに、カーテンの隙間から朝日が差し込んできた。この幸福が人生が寄越した大掛かりなエイプリルフールの仕掛けでないことを祈って、今日も出勤しよう。あ、日記、たぶん続かないと思う。エイプリルフールなので。]]></summary><author><name>りきち</name></author><published>2019-04-01T00:00:19+00:00</published><updated>2019-04-22T16:41:24+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<div>エイプリルフール。</div><div>まどろっこしいのなんのって。</div><div><br></div><div>いとも容易く騙される人間なので、今日という日はいつも以上に慎ましく生きねば。</div><div><br></div><div>なんて背を丸めるほどできた人間でもないので、何かの抵抗に新しいことを始めようと毎年この時期思うのだが、まったく何に抵抗しているのか、得体が知れない。</div><div><br></div><div>そう言って手を出した事はだいたい3ヶ月と経たないうちに飽きてしまっているので、この日記も大概そうだろう。</div><div><br></div><div>しかし筆をとってしまったのなら仕方がない、何を書くべきか、とりあえずベッドに潜り込んでかれこれ2.5時間くらい眠れないぞと今の状況をつらつらと綴ったところで焼け石に水だ。</div><div><br></div><div>まあいいか、駄文をこねくり回すのも面白い。</div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: 100%;">とはいえ何か話題を、そうだな、月替わりだし先月の振り返りをするには丁度いいかもしれない。</span><br></div><div><span style="-webkit-text-size-adjust: 100%;"><br></span></div><div><br></div><div><br></div><div>3月は色々とめまぐるしかった。</div><div>主に就職関係。</div><div><br></div><div>元々、同学年から卒業が3年遅れる事になっていて、それを以前からバイト先の上長に相談していた。</div><div>上長はえらく気に掛けてくださったようで、人事に例外として掛け合ってくださっていたらしい。</div><div><br></div><div>そして唐突に社員登用試験の声が掛かったのが3月月初。</div><div>受けるか見送るかの返答の猶予が僅か3日。</div><div>社員になる事を決めてからは試験対策やWEB試験に追われ、月の中旬にプレゼンテーション発表を含む採用試験の面談。</div><div>試験が終わったら終わったで社員に向けた教育が始まり、月末に合格通知。</div><div>4月11日付けで、非常勤から正社員へ。</div><div>晴れて新年度から社会人。</div><div><br></div><div>中距離走を一気に駆け抜けたような日々だった。</div><div><br></div><div>ありえない事がふと現実になるもんで、まったく人生ってやつは憎い。</div><div><br></div><div>おかげでようやく事の成り行きを家族や中学〜大学の友人、恩師にも伝える事が出来た。</div><div><br></div><div>ここが終わりで始まりである事には変わりないのだろうが、少し一休みしたいものだ。</div><div><br></div><div>なんてタイミングでamazarashiのキャリア初の武道館ライブの映像が解禁されたりするもんだから人生はやはり憎い。</div><div><br></div><div>他にも良い事が諸々あったのだけれど、それはまた別のお話。</div><div><br></div><div>なんて書いてるうちに、カーテンの隙間から朝日が差し込んできた。</div><div><br></div><div>この幸福が人生が寄越した大掛かりなエイプリルフールの仕掛けでないことを祈って、今日も出勤しよう。</div><div><br></div><div><br></div><div><br></div><div>あ、日記、たぶん続かないと思う。</div><div>エイプリルフールなので。</div>
		</div>
	
		<div>
			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/660435/63dd146a3bd73adc1540043e22fdaf3d_29e12c381b8f06c3fb546ee8a6942caf.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		

		<div>
			<div>今朝は快晴だった。</div>
		</div>
	<hr>
		<div>
			<div>P.S.</div><div><br></div><div>新元号「令和」が発表されたな。</div><div>もう「平成」は過去の産物なんだと、なんだか実感の湧かない話だ。</div><div><br></div><div>どうでもいいが、令和18年生まれって色々大変そうだよな、知らんけど。</div><div><br></div><div>新元号になっても、頑張っていきましょい。</div>
		</div>
	]]></content></entry></feed>